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石井美千子の人形展「昭和の子供たち」


とっくみあい「昭和の子供たち」より
この年齢までは男女の体格差はない
あの頃、6年生で、運動場での昼休み
男女で相撲を取っていた

25日に藤枝文学館にに行った。昭和30年代、町々や村々はたくさんの子供たちであふれていた。人形はあの当時にどこでも見られた子供たち、それを見守る親たちである。笑い、泣き、不安そうな顔もあれば、得意そうな顔もある。ノスタルジーだけではなく、あの時代を今思い出すと、本当にいい時代だったと思う。

戦後まもなく、高度成長はまだ先の事、今から思えば皆んな貧しかった。けれども、貧しさは苦ではなかった。現代のように格差はなく、皆んな貧乏だったから、人と比較する必要もなかった。いじめもあったが、兄弟も同級生もたくさんいたから、中途半端に終わった。だから「昭和の子供たち」は皆んな良い顔をしている。

帰りに、人形の写真集「昭和の子供たち」を買って帰った。

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駄々句は次々と浮かぶ。だから今回も駄々句。
  ふるさとは 黄砂・酷暑に 霧と雪
   ※ 黄砂の話題が出て、故郷但馬を思う。
  温暖化 日照り・竜巻・山火事・豪雨
   ※ 「おやじ」の入る余地がない。
  ゼロ金利 景気を上げず 円下げる 稼ぐ意欲を 失う企業
   ※ 金利が0なら、あくせく稼がなくてよい。結果、日本は世界に
    どんどん置いて行かれる。
  辞めたのは 人差し指ではなくて 小指です
   ※ 言い訳になっていない。

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4月25日 藤枝文学館へ石井美千子の人形展「昭和の子供たち」を見に行く。
    その後、蓮華寺公園の藤を見て回る。気温30度。
4月30日 今日で四月も終わる。今月読み続けた古文書は
    前半「硯屋日記」と、後半は「瀧家記録 前」である。

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読書:「後家の一念 くらがり同心裁許帳」 井川香四郎 著
読書:「二度の別れ 取次屋栄三」 岡本さとる 著
読書:「不思議な時計 本の小説」 北村薫 著
読書:「山田風太郎新発見作品集」 山田風太郎 著
  ※ 山田風太郎は故郷の我が母校の先輩である
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「駄々句」のこと


静岡城北公園のヒトツバタゴ(なんじゃもんじゃの木)、満開

「駄々っ子」はどこまでなら叱られないか、よく弁えている。
テレビを見ていて、ふと浮かんだフレーズ。
寝る前に、ひねくり回した語句。
起きた時には忘れているが、覚えているものはきっと面白い。
そんな、こんな、俳句でもなければ、川柳でもない。
ちょっと面白いフレーズ。それを「駄々句」と名付けた。
誰かを批判、あるいは傷つけるつもりはない。それはよく弁えている。

駄々句、五句
  春浅き 日本列島貧乏ゆすり
   ※ 全国、被災地の皆様、御見舞い申し上げます。
  常夏の 水辺のカバの馬鹿笑い
   ※ NHKの自然番組を見て、突然口を突く。
  カウントが命の 無法番外地
   ※ グーグルマップの歯科医の訴詔ニュースを見て。
  セク・パワに 負けるな一矢 ここにあり
   ※ どこかの地方首長の、セク・パワを糾弾した一矢。
  ヒトツバの 苗高うして ”なんぼのもんじゃ”
   ※ 城北公園「ヒトツバタゴ」は「なんじゃもんじゃの木」と呼ばれる。

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4月19日 駿河古文書会へ行く。
4月20日 金谷宿大学「古文書に親しむ」講座、初心者、経験者。 
4月22日 静岡城北公園「ヒトツバタゴ」を見に行く。 
4月23日 トイレ改造の相談す。 

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読書:「五重塔の骸 口入屋用心棒51」 鈴木英治 著
読書:「下町やぶさか診療所 傷だらけのオヤジ」 池永陽 著
読書:「優しい嘘 くらがり同心裁許帳」 井川香四郎 著
読書:「夢の女 取次屋栄三」 岡本さとる 著
読書:「秋しぐれ 風の市兵衛 16」 辻堂魁 著
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葛根湯医者の話し


インフルエンザもコロナも陰性

江戸時代、江戸では、医者らしい格好をして、看板を掲げれば、誰でも医者になれたという。だから、色々な医者がいる中で、どんな症状を聞いても、薬は葛根湯だけを出す医者を、江戸の人は「葛根湯医者」と呼んだ。それほどに、葛根湯はいろんな症状に効くとも言える。

先週の火曜日頃から、体調がすぐれなくなり、風邪の引き始めかと、常備薬の葛根湯を呑んだ。いつもなら、一日で体調が戻るはずなのだが、二日目、まきのはら塾「古文書解読を楽しむ」講座を何とか済ませたが戻らない。熱は36.5~37.5を行ったり来たり。東京行は日延べして、内でごろごろ、本を読む気にもならない。

土曜の朝、もしかしたらと、いつものS医院に行き、コロナチェックを頼む。車で待つと、看護師が来て体温と様子を聞いて、「違う」という顔をしたが、先生に聞いてみると戻り、コロナとインフルエンザのチェックをしてくれた。15分ほどで終わり、待合室に行くように案内してくれた。診察室に行くと「何れも陰性です」という。「午後、年寄の集まりがあるので、迷惑をかけてはと思い、無理言いました」「かぜでしょうね、薬は何か飲んでますか」と聞かれたので、市販の葛根湯を呑んでいたと答える。元気な時なら、余談で「葛根湯医者」の話をしていたのであろうが、今日、その余力はなかった。「それでは葛根湯を出しておきましょう」おいおい。「先生、もっと元気の出る薬はありませんか」「元気の出る薬ねえ。それでは別の漢方薬を出しましょう」と答えてくれた。「これは元気が出ると定評のある薬です」で今日にいたる。

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4月8日  「硯屋日記1 解読」を掛川のW氏に送付する。
     午後、金谷郷土史研究会総会に出席。
4月9日   「異説天正の瀬替え」がらみで、島田博物館から
     T家の古文書42枚のコピー受け取る。
      夕方、T家の意向で、講座への使用は不可と連絡有り。
4月10日 まきのはら塾 「古文書解読を楽しむ」講座、新年度開始。
4月11日 体調不良のため、東京、国文学研究資料館行きは日延べ。
4月13日 朝、S医院へ行き、コロナとインフルエンザの検査を受ける。
      いずれも陰性。この倦怠感者何だろう。
      午後、「駿遠の考古学と歴史」受講。今年度初回。2時間の苦行。
      夕方、伊勢在住の姪の卓子とその息子が来訪。
      一時間半ほど話したが、人と話している時は、倦怠感は薄れる。
4月14日 朝の町内溝浚いは女房が行ってくれた。
      やっと、パソコン前に座りブログを書く。

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読書:「夕影 風の市兵衛 15」 辻堂魁 著
読書:「一夜 隠蔽捜査10」 今野敏 著
この数日、本を読む気力もない。
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「硯屋日記1の解読」をコピー製本した


100頁越す「硯屋日記1の解読」を5冊コピー製本
興味を持って、読んでくれそうな人に進呈しよう

4月4日 島田博物館へN氏と瀧家文書、山田家文書の調査依頼に行く。
4月5日 午後、駿河古文書会へ行く。「硯屋日記1」 解読を会長に進呈する。
    想像以上に喜ばれた。
4月7日 午前中、散髪。店主と近隣の亡くなった人の話をする。
    ともに父親は95歳と長生きだったから、その年までは、
    まだ20年近くある。まだ一仕事できると互いに励まし合う。

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読書:「遠雷 風の市兵衛 13」 辻堂魁 著
読書:「桃太郎姫百万石の陰謀」 井川香四郎 著
読書:「本と幸せ」 北村薫 著
読書:「科野秘帖 風の市兵衛 14」 辻堂魁 著
読書:「夏空 東京湾臨海署安積班」 今野敏 著
読書:「百年の仇 くらがり同心裁許帳」 井川香四郎 著
読書:「喧嘩屋 取次屋栄三」 岡本さとる 著
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