平成18年に60歳を迎える。六十と縦に書くと傘に鍋蓋(亠)を載せた形である。で、「かさぶた(六十)日録」
かさぶた日録
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再びの巨木巡礼 53 月見里神社の鼻のクス
間口が狭い月見里神社、奥へ行くほど広がって、
その一番奥に、市指定の「月見里神社のクス」が立つ
10月24日、まだ月見里神社に居る。二本目の巨木は、月見里神社で二番目に太いクスである。鳥居をくぐって、参道の左手、道路との間にそのクスノキは立つ。
幹の目の高さに鼻に似た瘤があった
参道側からはちょうど逆光であったが、幹にこれは鼻としか表現しようのない、三角形のふくらみがあった。その直下に口らしき穴も見える。横から見ると、鼻骨の立った、鷲鼻というか、この鼻は日本人の鼻に非ず、西洋人のそれであった。それで、このクスを「鼻のクス」と勝手に名付けた。鼻づまりの人はこの鼻の部分を上から下へ撫でれば、たちまち鼻が通るなどと、霊験を付ければ、きっとお参りする人が増えるに違いない。
日陰になって見にくいが、鼻の高まりは見える
「静岡県の巨木」のデーターで 、幹回り4.5メートル、樹高20メートル、無指定のクスノキである。
この後、「駿遠の考古学と歴史」講座で話題になった鬼岩寺を訪れようと思ったが、何かお祭りでもあるのか、遠目に人寄りが見えて、今はまだ人混みは避けたいと、詣でるのを断念した。
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午後、はりはら塾「古文書解読を楽しむ」講座に行く。9月中止分の補講である。
読書:「雁の宿 隅田川御用帳」 藤原緋沙子 著
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