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静岡県立中央図書館へ行く

庭のガクアジサイ

昨日、島の神社関連の古文書を求めて、県立中央図書館へ、N氏と行く。勘違いがあって、目的の古文書には当たらなかったが、古文書をリクエストして、チェック、写真撮影などの段取りを経験できた。東京でも同じルーチンであろう。館内でばったりと、歴史のS先生に会う。自宅から自転車で来ると聞いた。初めて訪れた県立中央図書館で逢う確率を考えると、かなりの頻度で通われているものと思われる。自転車では市立中央図書館の方が遠いのだと聞く。

「硯屋日記(二)」の見直しを進めているが、読む度に間違いに気づく。中には重大な間違いもある。それを見つけるのも大きな愉しみではあるが。

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5月23日 昔、職場の同僚だったM氏に量販店の駐車場でばったり逢う。
      島在住で、現在、放光神社の宮総代を務めているという。
      島のO氏から依頼のことを承知していて、改めて頼まれた。
      どこまで有効な調査になるか分からないが、努力すると約束。
5月24日 洗濯機が脱水で騒音を発するようになり、M電器へ交換を頼む。
5月27日 「硯屋日記(二)」を読み終える。
5月29日 N氏と静岡県立中央図書館へ行く。島の神社関連の古文書を求めて。

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駄々句
  ″学生時代″のあの娘も 今は介護施設
  テレビ4K 視聴者は白内障
  祝!鈴木県知事 忍び寄る″スズキ″の影
  大音響 我が家洗濯機の断末魔
    
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読書:「賭場の狼 新大江戸定年組 5」 風野真知雄 著
読書:「遠き潮騒 風の市兵衛 19」 辻堂魁 著
読書:「冬の霧 へんろ宿 巻二」 藤原緋沙子 著
読書:「夜鳴き蝉 剣客太平記」 岡本さとる 著
読書:「紫紺のつばめ 髪結い伊三次捕物余話」 宇江佐真理 著 
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「駿河記 相賀の稿」を読む

庭のつるバラ
しばらく見ないうちに、
我が家の庭と畑は花盛りであった

歴史の曽根先生から頂いた情報で、「駿河記 相賀の稿」を読んだ。大井川の瀬替えで、相賀の本郷が消失していることを知る。そのような大事件が起きたのに、瀬替えが行われたのは、古老の話しとして、「何の世にや」と、不明であると書かれている。「駿河記」は「掛川志稿」より半世紀ほど前に書かれた駿河の地誌。著者は島田在住の桑原藤泰。著者のごく身近の村に起きたことである。「駿河記」が、細かく足で調査してまとめた地誌であることは、「掛川志稿」と遜色ない。古老が、自分たちの村で起きたことを、時代の特定ができないのは、瀬替えが、水害のたびに少しずつ進んだことを示しているのかもしれない。ともあれ、半世紀まえに不明なことが、「掛川志稿」で、突然に、天正18年中村一氏が行ったと判明するのは、不自然である。中村一氏の「天正の瀬替え」は無かった論拠の一つになりそうだ。

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一階のトイレの改造が終わった。快適になったが、小便器が無くなって、業者の方に、男性も座って足すように念を押され、少なからず不便を感じている。大小の区別がないから、身体の反応が戸惑っているのである。まあ、そのうち慣れるであろうが。

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駄々句
  ヒトラー かと思ったら スターリン

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5月13日 一階トイレ改造工事に入る。
5月15日 金谷郷土史研究会
5月16日 掛川文学講座(年度初回)
5月17日 駿河古文書会
      一階トイレ改造工事終わる。
5月18日 金谷宿「古文書に親しむ」講座、午前初心者、午後経験者
5月21日 アクア車検、一時間余りで完了。
      「駿河記 相賀の稿」読む。

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読書:「忘れ形見 取次屋栄三」 岡本さとる 著
読書:「待つ春や 風の市兵衛 18」 辻堂魁 著
読書:「幻の声 髪結い伊三次捕物余話」 宇江佐真理 著
読書:「へんろ宿」 藤原緋沙子 著
読書:「剣客太平記」 岡本さとる 著
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ゴールデンウィーク、瀧家の文書と格闘す


五月の富士山、5/9静岡城北公園にて

しばらく、ブログを書かなかった。世の中はゴールデンウィークだったが、この間、ひたすら、古文書解読をしていた。島田博物館からいただいた、「瀧家書(前)」B4で42枚の古文書と格闘していた。5月10日に解読完成。B4で35枚を費やした。

古文書解読をしていて、疑問や不明な点がいくつか出てくる。それを口に出していると、誰かが疑問に答えてくれる。そんな経験が昨日二件あった。

一つは「竹下村誌稿」を読んだ時、五和の村々が出来て、大井川から上(山側)、下(川側)の二本の用水を引いたと書かれていた。その上の用水は、横岡新田、竹下、番生寺と繋がるが、疑問は竹下と番生寺の間には、大代川がある。用水はそこをどのように越したのか。昨日Sさんに話した所、それはサイフォンだよ。今もそのサイフォンは残っている。江戸時代の前期にサイフォンの技術があったのだろうか。別の疑問が浮かんだのだが。

もう一つは、今月の面白古文書に駿河凧の説明図を取り上げた。僅かな説明文の中に、「不加凧」と読める個所があり、意味が分からないで、牧之原の講座はペンディングで済ませたが、昨日歴史講座のS先生に話した所、「それはか凧の事だ。遠州地方には今でも云ふ」との答え。ネットで調べたところ、「武家凧」と書いて「ぶかだこ」と読む。つまり絵柄に武将の姿を描いた凧のことのようで、たしかに、遠州のあちこちに残っているとあった。疑問解消。

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5月  8日 午後、まきのはら塾 「古文書解読を楽しむ」講座。
5月  9日 午後、掛川古文書講座受講。
5月10日 午後、駿河古文書会。
5月11日 午後、「駿遠の考古学と歴史」講座受講。
5月12日 午前、母の日で、掛川よりお祝いに来る。

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読書:「わるじい義剣帖 2 ふしぎだな」 風野真知雄 著
読書:「うつけ者の値打ち 風の市兵衛 17」 辻堂魁 著
読書:「女敵討ち 取次屋栄三」 岡本さとる 著
読書:「南町奉行と死神幇間 耳袋秘帖」 風野真知雄 著
読書:「豪快クジラの活きづくり 魔食味見方同心 1」 風野真知雄 著
読書:「書かずにはいられない」 北村薫 著
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