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再びの巨木巡礼 31 小笠神社参道スギ

小笠神社社殿、小笠山山頂へ続く尾根上


小笠神社より遠州灘を望む

9月20日の巡礼で、車で小笠神社に近い駐車場まで登って、参道を歩いて小笠神社まで登って見たが、それらしい巨スギは見つけられなかった。小笠神社から小笠山へ至る途中、鞍部になった辺りにスギ林があって、太い杉もあったが、市指定の「参道スギ」に当たるようなスギは無かった。

翌日、掛川市 文化・スポーツ振興課 文化政策室 文化財係に電話して聞いてみたところ、「参道スギ」は一般道から参道に入った所、ふもとにあった。説明してくれるが、目標物のない山道では中々ピンと来ない。結局、スマホの地図アプリで「参道スギ」で検索すれば、地図上にポイントされるとの説明で、電話を切った。さっそく慣れたパソコンの地図検索を掛けたら、地図上に一発でポイントされた。さっそく係へ分った旨、伝えた。



9月25日、第7回目の「再びの巨木巡礼」に出掛ける。今日は、過去何回かの落穂拾いのような巡礼になった。まず、一番にカーナビに「小笠神社参道スギ」の場所をポイントした。

掛川市街地から県道38号掛川大東線を南へ、子隣(こどなり)の交差点を右折、県道249号掛川大東大須賀線を2キロ進み、三叉路で新しい広い道へ右折、すぐに、小笠神社参道へ右折して下る。突き当たった丁字路を小笠山とは逆の左折すると、すぐ左手に「小笠神社参道スギ」はある。


緑の葉に被われた小笠神社参道スギ

スギらしき全容は窺えるが、枝が垂れて隠し、太い主幹は見えない。昔から、参道の目印として、保護されてきた御神木のスギだったのだろう。枝打ちもされなかったので、下部にも太い枝が残り、下の枝は地面に達するほどで、杉全体が緑の葉に被われていた。路肩駐車して近づくと太い幹も見え、掛川市の案内標杭も見えた。


小笠神社参道スギ

目通り4メートル、樹高20メートル、樹齢400年以上。平成2年4月6日指定、掛川市の天然記念物である。

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朝から第8回目の「再びの巨木巡礼」に出掛けた。今日の予定は牧之原市と吉田町の残りと、大井川を越えて焼津市へ廻る予定であった。結果、6本の巨木を巡礼した。

留守の間に、掛川の娘から、栗がたくさん届いていた。放置された栗畑を手を入れたのであろうか、久し振りにたくさん取れたという。
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