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予定のない十日間


散歩道のダリア

講座もなく、全く予定のない十日間が過ぎた。この間に読んでいた古文書は、
  硯屋日記(三)
  日記手控(七)/ 駿河古文書会テキスト
  大和田中山家文書/掛川古文書講座テキスト
  宝暦8年諸事写覚帳/まきのはら塾講座テキスト
日記や手控えなど、所々で読めないところがあり、ああでもない、こうでもないと、可能性を調べまくっていると、時間ばかりが掛かり、なかなか先へ進まない。その内、草臥れてきて、風通しの良い板の間で、図書館で借りた時代小説を読みながら、知らずに午睡。何とも優雅な日々であった。

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6月21日 午後、駿河古文書会 篠原旭氏講演「本丸泉水路」
6月30日 午前九時、地域防災訓練。8月の訓練が2ヶ月早まる。暑さを避け
    たもののようだ。

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読書:「ビブリア古書堂の事件手帖(2)-4」 三上延 著
読書:「大名強奪 日暮左近事件控 18」 藤井邦夫 著
読書:「三谷幸喜のありふれた生活 17未曽有の出来事」 三谷幸喜 著
読書:「さんだらぼっち 髪結い伊三次捕物余話」 宇江佐真理 著
読書:「クスノキの番人」 東野圭吾 著
読書:「罪の年輪 ラストライン 6」 堂場瞬一 著
読書:「宵しぐれ 隅田川御用帳(四)」 藤原緋沙子 著
読書:「恋わずらい 剣客太平記」 岡本さとる 著
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古文書講座テキスト、大量にめどが立つ


庭のサフランモドキ

この10日ほどは、忙しく過ごした。この間に、一つ年を取った。

この10日の間に、古文書講座のテキスト、大量にめどが立った。

まず、12日、牧之原史料館のH氏に会い、予定していた惣庄屋の古文書、衣装ケースで13箱受取ったと聞いた。半分は古書籍。半分が古文書である。古文書の一部、コピーを頂いた。安永二年の御用向覚書である。田沼意次の時代である。何か面白いものが出るだろうか。まきのはら塾の古文書講座のテキストはこれで当分は安泰である。

次に、島の山田家の古文書は近代(明治以降)分は、金谷町でリスト製作後、山田家へ返却され、山田家に在庫されていことが分かった。島の放光神社関係の調査から始めた。

また、同家古文書の近世(江戸時代以前)分は、東京の国文学研究資料館にあるが、その内、金谷町史を編輯する際に、コピーを取ったものが、島田市に保管されていることが判明した。かなり大量にある様で、そのコピーのコピーを頂くことも、両所の了解が頂けたので、近い内にN氏とスキャナー持参で、コピーを取りに行く予定である。金谷宿大学の古文書講座のテキストもこれで当分は心配はいらない。

島の放光神社の由緒に関わる文書はなかなか見つからない。一つ、明治時代に同神社の楠の巨木2本を伐った記録に興味をひかれた。放光神社の件は、調査続行中である。

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6月11日 78才になる。
6月12日 午後、まきのはら塾「古文書解読を楽しむ」講座
6月13日 午後、掛川古文書講座受講
6月14日 午後、駿河古文書会へ出席
6月15日 午前、金谷宿大学「古文書に親しむ(初心者)」講座
      午後、金谷宿大学「古文書に親しむ(経験者)」講座
6月16日 朝、竹下大井神社掃除
      島、山田家訪問、在庫の「近代 宗教」ダンボール2箱借用
6月18,19日 山田家「近代 宗教」N氏とチェック

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読書:「いもうと 剣客太平記」 岡本さとる 著
読書:「螢籠 隅田川御用帳(三)」 藤原緋沙子 著
読書:「三谷幸喜のありふれた生活 18 時の過ぎゆくままに」三谷幸喜 著
読書:「続失踪願望。 さらば友よ編」 椎名誠 著
読書:「さらば深川 髪結い伊三次捕物余話」 宇江佐真理 著
読書:「暁天の志 風の市兵衛 弐 21」 辻堂魁 著
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金谷郷土史研究会見学会(鉄舟寺ー清見寺ー坐漁荘)

清見寺とJR

6日朝8時半、金谷宿郷土史研究会の見学会に出席した。参加者は9人、車2台に分乗して出かける。最初に訪れた久能山東照宮は日本平からのロープウェイが補修工事に入っていて休業。久能海岸から石段を登ることも考えたが、付いて行けない人もいるから、今回は断念した。

次に鉄舟寺。立派なお寺だが、無住と聞く。寺宝は他所へ移されてみるべきものもないというので、外観だけ見て、次へ向かう。

興津の清見寺は朝鮮通信使ゆかりのお寺で、見るところも多い。大方丈(本堂か)へ上げてもらい、会員のN氏より簡単な案内を受ける。大方丈には海から気持良い風が入って、実に気持ち良い。久能山をパスしたため、時間はたっぷりある。昼寝をして帰りたい位だと話す。

由比でサクラエビで食事をとり、戻って、坐漁荘に行く。坐漁荘は旧い建物は明治村へ行き、ここの建物は20年前に建てられた、原寸大のレプリカだが、細部、材料まで、元の坐漁荘にこだわって建てられたと聞く。数寄屋造りで随分に落ち着く。ここに住みつきたい位である。ところで、自分は「ざぎょうそう」と覚えていたが、正しくは「ざぎょそう」と読むと聞いた。昔の人は「ざぎょそう」では呼びにくいから「ざぎょうそう」と呼んでいたのだろう。ネットで見れば両方の読み方が混在している。帰りがけに2階で、新婚カップルの撮影があったようで、階段下ですれ違った。坐漁荘は、今はそんな利用もあるのであろう。

日本平ロープウェイの工事で、今日はのんびりと一日過ごせた。こんな日もあってよいと感じた。

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5月30日 島田博物館に行く。明治以後の山田家文書の所在を聞く。島田市で
    リスト作成後、山田家に返却したという。山田家へ確認しようと
    したが、御当主、海外出張のため確認できず。
6月5日 国文学研究資料館所蔵の山田家文書の内、金谷町史に利用された
    分のコピーが、島田市にあると聞き、そのコピーのコピーを取る
    ための承認のため、国文学研究資料館とやり取りして、承認を
    得た。それを元に、島田博物館と交渉、今週コピーを取らせて
    いただくつもりである。
6月6日 金谷郷土史研究会見学会。鉄舟寺ー清見寺ー坐漁荘
6月8日 午前中、金谷宿大学総会
    午後、「駿遠考の古学と歴史」講座受講

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読書:「雁の宿 隅田川御用帳(一)」 藤原緋沙子 著
読書:「架け橋 風の市兵衛 20」 辻堂魁 著
読書:「飾結び 新秋山久蔵御用控 19」 藤井邦夫 著
読書:「花の闇 隅田川御用帳(二)」 藤原緋沙子 著
読書:「最後の光 警視庁総合支援課 2」 堂場瞬一 著
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