片雲の風に誘われて

自転車で行ったところ、ことなどを思いつくままに写真と文で綴る。

8/11-14 白根三山縦走(北岳~間ノ岳~農鳥岳)

2016-08-15 15:20:46 | 山行き

北岳・間ノ岳間の尾根道

  バケットリストにも挙げていた白根三山縦走を実現した。
娘夫婦に同行させてもらう積りでいたが、彼らが行けなくなったので独りでと考えていた。
しかし、単独行は家人の反対が強かった。
そこで、ツアーを物色しクラブツーリズムに申し込んだ。
新宿発のツアーだが登山口の広河原で合流する。
車で自宅から下山口の奈良田温泉まで行き、バスに乗り換え広河原。
広河原には10時前に着いたが、本体の到着は大幅に遅れ午後2時を回った。
新たに制定された山の日から始まるお盆連休では仕方ないことだ。


広河原のインフォメーションセンター。
昨夏の仙丈ケ岳行きもここから北沢峠まで入った。


御池小屋のテント場から北岳の一部が覗いている。

  白根御池小屋には5時前の到着。
たった3時間の登りだったが、久しぶりの登山で足が疲れた。
ここ数日酷暑の中、暑気払いのアルコールが体内に残留していたせいか異常に大汗をかいた。
総勢はガイド1、添乗1を含め女性13、男性9人の22人。
平均年齢は55歳辺りか。
山小屋では男性だけで1部屋当てがわれた。
中にいびきの大きな人が2人ばかりいて、その競演に悩まされ殆ど眠った気分になれなかった。

  肩の小屋で弁当を食べ、11時前に北岳山頂。

3,193メートルは日本第二の標高。

頂上直下の急登は堪えた。
だが達成感は一入だ。


第2峰から第1峰富士山を望む。


去年登った仙丈ケ岳の全容が見渡せる。

  いよいよ長年憧れていた稜線歩きに入る。
北岳から間ノ岳を経由して農鳥岳に至る稜線ルートは3千メートル級の日本一の長さになるそうだ。
この晩は山頂から少し下って北岳山荘に泊まる。
客は溢れるほどで、1枚の布団に3人だと申し渡された。
上向きに寝ることが出来ない。
しかし、夕食後、予備であったらしい屋根裏のスペースが空いているのを見付け、急いでもぐり込んだ。
いびきも気にならず、清々眠ることができた。


日の出を拝む。


3,190メートル間ノ岳山頂。

  間ノ岳は子供のころから大井川の源流となる山だと聞かされてきた。
頂上から見回すと、多くの谷を作っている大きな山体だ。
深田久弥も『日本百名山』の中で、その図体の大きいことは日本アルプス第一だろうと云っている。


次に向かう農鳥岳の右横に塩見岳が望まれる。間には荒川三山も。

  農鳥岳との鞍部に位置する農鳥小屋で弁当を食べる。
農鳥岳(3,026)より西農岳(3,051)の方が高い。
農鳥を極めると、これでメインは終わったと思った。
大門沢小屋までは下りで、コースタイムは3時間半、遅くとも4時までには着くだろうとたかを括った。
これが大間違いだった。
急なゴロタ石の下り坂や崩れかけた傾斜道で難儀させられた。
途中で故障者も出て、大いに時間を食った。
小屋に着いたのは5時だった。
全行程12時間を要した。
今回一番ハードな道行だった。
自身も最後は膝がもつのか心配になってきた。

  粗末な夕食の後一杯飲んですぐに横になった。
ひと眠りして、外が騒がしいので目を覚ます。
消灯時間の8時を越えているのに明りが灯っている。
9時近く、消灯に来た従業員が云うことには、我々の後ろを下山してきた人が滑落してけがをした。
それをグループで担ぎ下ろしてきたとのこと。
幸い意識は回復したが病院搬送は夜が明けてからだ。
けが人は韓国の女性、小屋には韓国の客が多く、数グループで40人近く泊まっているらしい。


翌朝夜明けに到着した救急のヘリコプター、隊員を下ろし収容の準備に入った。

  翌朝、収容作業を横目に見ながら下山を開始。
コースタイムでは4時間弱だが、厳しい下りが続くようだ。


手入れの悪い橋。


壊れかけた桟道。

 南アルプスは北に比べまだ入山者が少ないので設備のメンテナンスが十分ではないようだ。
登山を快適にする梯子や橋、ロープなどの設備も貧弱だ。
登山道の整備も不十分だとガイドが云っている。
しかし、本来の自然な山を楽しもうと思ったら不満を言うべきではないのかもしれない。

  最終日の下りも急坂の連続で始まった。
回復した脚がまた心配になる。
幸い、後半はなだらかな道になり、ほぼコースタイムで下山口に着くことができた。
奈良田温泉で疲れを取り、昼食を済ませ、グループを離れた。

  途中何度か心配になる場面もあったが、もし単独行だったら無理をして故障の原因になるようなこともあったかもしれない。
長年の懸案を片付けることができた。
更に欲も出てきたが。



















 
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7/28 下田まで

2016-07-30 23:57:42 | 2016 伊豆の自転車旅

雲見集落中心を流れる谷川。


  下田まで約40キロ走って、5時前に伊豆急下田駅に着いた。
ここで今回の旅を終わりにする。
弓ヶ浜を過ぎようとする辺りからまるで湘南を走っているような風景になった。
海岸にも沢山の人がいるし、道路も車がいっぱいになってきた。
宿を探しても空きが見つからない。
野宿もここ下田近辺は禁止されているらしい。
駅についてみると、15分後に熱海行きが出る。
1時間に1本程だ。
本来はもう1泊して伊東辺りまで走る積りでいた。
しかし、下田が大都会に見えた。
道路は渋滞しているし、今までなかったコンビニもいっぱいあるし、客も多い。
西海岸の静けさと大自然がまるでなくなっている。
走る意欲を喪失した。
すぐに自転車をまとめ、キャリアーに積んだ。
トイレで身体を拭きシャツを着替えた。
これが10分程度で済んだ。


  国道136号線は昨日に続いて、アップダウンの連続だった。
それに国道は走り抜けることを優先していて、津々浦々の集落を突き抜けてはいない。
集落には道路から一段下りないとたどり着けない。
つい走り続けることになった。
立ち寄ったのは往復10キロ近く走った波勝崎と石廊崎。


有料の波勝崎苑の海岸には二組の海水浴客だけの静かな風景。


野生のサルたちには多くの子ザルが生まれていた。
辺りに散らばる排泄物のにおいが強烈だった。


柱状節理が一個所だけ飛び出していた。


石廊崎の観光船乗り場。
数年前、学生時代の友人たちとの旅行で海に出たことがある。


石廊崎灯台まで登って、先端に立つ。最後の西海岸の風景になった。

  8時間近くアップダウンの道ばかり走った割には疲れがない。
4時間の電車内では読書を続けることができた。
眠気は催さなかった。
ブロンプトン自転車とキャリアーの試旅は成功だった。
特にキャリアーは一度もトラブルがなく、牽引している違和感もなく、荷造りの時間も手間もかからず、優れ物だと実感できた。
今回はまだ荷物も少なかったが、今後の外国自転車旅はこのスタイルで行けそうだ。

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7/27  雲見まで

2016-07-27 22:57:08 | 2016 伊豆の自転車旅

西伊豆らしい景色


   ブロンプトンで旅に出た。
新しいキャリアーの使い初め。
JR菊川駅まで1時間走った。
キャリアーを牽く違和感は全くない。
相当期待出来そうだ。

  駅に着いて自転車をたたみキャリアーに乗せ電車に。
今ではどこの駅にもエレベーターが設置されているので苦労しないですむ。
但し、混んだ車内では荷物の大きさが気になるかもしれない。
清水から駿河湾フェリーに乗ることにする。


日の出埠頭のフェリー乗り場。

心配になるほどの乗船客の少なさだ。
乗用車が10台ばかり。
土肥までは65分。
曇っていて、残念ながら富士山は望めない。

  下船して136号線を南下。
典型的な西伊豆らしい海岸線を見ながら漕ぐ。
道は起伏が多いが、降りずに漕ぎ続けられた。


恋人岬、何故こんな命名がされたのだろうか?


西伊豆だ。

  3時間走って5時半、雲見だった。
簡易テントを持っているので野宿でも良いと思っていたが、民宿を探してみた。
小さな村だが海に注ぐ谷川沿いに民宿が並んでいる。
だが、どこも子連れで混んでいる様子だ。
少し路地に入ってみると美女が水を撒いていた。
目が合ったので宿を探していると告げると、お婆さんが民宿をやっていると紹介してくれた。
そこに投宿、時間が遅いので夕食はない。
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7/20 ブロンプトン自転車とキャリアー

2016-07-20 22:00:10 | サイクリング

新たに手に入れた自転車とキャリアー


  英国でこれからの旅の新しい仕方を見付けた。
小径車ブロンプトンを使えば、公共機関の乗り物を上手に使うことが出来そうだ。
ただし長い旅になる場合、荷物の扱いが問題になる。
今回の英国では、バックパックを荷台に括り付けた。
これでも十分旅ができるが、テント・炊事道具までとなると荷物が大きくなりすぎる。
そこで見つけたのが今回購入したキャリアー、Burley Travoy と云うアメリカのブランド。
この会社は自転車でけん引できる、乳母車とかリアカーを出している。
ヨーロッパやアメリカ人が子供を後ろのキャリアーに乗せて旅しているのを多く見かけた。
けん引しないとき、電車内や空港まではこのキャリアーに自転車を乗せて移動できる。
飛行機の預け荷物にするときは、輪行バッグに自転車と同梱できる大きさに畳むこともできそうだ。


  来年の夏、妻が退職すれば本格的に長い旅をしようと思っている。
その前でも、車に2台積み込んで、京都などに出かけ市内観光を自転車でして回ることもできる。
それで、ブロンプトンをもう1台購入しようとネットで探した。
英国に行く前、英国のサイトで探したがうまく行かなかった。
今回ヤフオクで探した。
いくつか見ていると、台湾でライセンス生産していた時期があって、この台湾製は安いことが分かった。
理由は、英国製と細かい所が異なっていて乗り心地が違うと云われている。
台湾製は、現在日本で販売されていない。
販売されているときは、英国製の半額ぐらいで売られていた。
確かにオークションでも台湾製は当時の新車価格に近い6から8万円で落札される。
英国製は新車の7掛けほどの13万前後で落札される。
ヤフオクを覗いたとき、即決価格13万円で出ている1台を見付けた。
そのとき入札価格は10万円程度だった。
写真を見ると、相当程度が良い。
それに出店者は業者でなく個人だった。
即決価格で応札した。
今日届いてみると、ほとんど新車と同じほどだ。
ハブなどもにも何の汚れ錆もなく、塗装面に傷もない。
良いものを手に入れることができた。


妻の自転車とはハンドル形状が違うが、同じ6速だ。




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7/12 盆前

2016-07-12 11:46:25 | 庭仕事

柿の木に着いた風蘭。今が盛りと数株が咲き誇っている。

  8日朝成田に着いた。
帰りはフィンエアーだったが、預け荷物は無料は1個だけだという。
追加料金を取られた。
JALのチケットで買ったので、レギュレーションもJALのが適応されるといわれて購入したはずなのにだ。

  8日はそのまま家に帰る積りでいたが、9日土曜日妻が車で上京するというので娘のところに世話になることにした。
娘たちは仕事で不在なので、シャワーを浴びてソファーでうつらうつらして過ごした。
翌日は妻がランを連れて昼前に来た。
娘たちは午後から仕事で出かけ、妻もショッピングで出かけた。
ランと家で留守番だ。
部屋の隅で長く伸びて寝ているランは私が動くたびに頭をもたげてみる。
おいて行かれるのを警戒しているのだろう。
夜は六本木で娘の旦那さんにメキシコ料理なるものをごちそうになった。


ヒースロー空港まではヒースローエクスプレスを使った。
時間は15分ほどだ。その代り料金は地下鉄の4倍。

  家に帰ると、真夏のような暑さの中、庭の雑草が待っている。
バラの下やお墓、芝刈に追われる。
仕事できるのは半日が限度だ。


シベリア上空、調べると未だロシア個人旅行は敷居が高そうだ。
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