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ほそかわ・かずひこの BLOG

<オピニオン・サイト>を主催している、細川一彦です。
この日本をどのように立て直すか、ともに考えて参りましょう。

自民党総裁選4~河野氏が第1回投票で過半数を取るか

2021-09-17 10:51:48 | 時事
●候補者の情報の続き

2021.9.13
 中国共産党機関紙「人民日報」傘下の「環球時報」が、総裁候補を論評。
 なんと高市氏を「狂人」と悪罵。その一方、河野氏を「親中派」と絶賛。中国共産党指導部が誰を警戒し、誰を待望しているかが、明らか。
 岸田氏については、森友再調査を口にしてすぐ否定したのは、びびったと強調。一国の宰相になるかも知れない政治家が、びびり男と実に軽く見られています。

◆岸田氏

2021.9.12
 岸田氏は、先の通常国会で採択が見送られた中国当局による新疆ウイグル、内モンゴル両自治区などでの人権侵害行為の即時停止を求める決議案に賛意を示しました。「賛成だ。人権という基本的な価値を守ることは特に力を入れなければならない」と発言。さらに、総裁選で勝利した場合、人権問題を担当する首相補佐官を設置する考えも表明。「省庁横断で人権問題についての態勢を固め、国際社会に発信していきたい」と強調したと産経新聞の記事が伝えています。
 上記決議案に賛意を示したことは、大いに評価できます。ただし、人権問題は扱いを慎重にしなければいけません。中国のウイグル人・モンゴル人・香港市民の問題と、アイヌ、BLM、LGBT等を同じ価値観で取り扱うと、左翼・リベラル・フェミニストに食い込まれます。岸田氏がどこまで本気か分かりませんが、人権問題担当の首相補佐官に、誰を指名するかが非常に重要になります。

2021.9.16
 河野候補を支援する石破氏が今回の総裁選を「古い自民党と国民との戦い」などと指摘したことについて、岸田氏が「『変える』とか『新しい』とか言葉が踊っているが、具体的にどうするか明らかにすべきだ。その中身で本当にやる気があるのはどちらかを示すことが大事だ」と批判。
 石破氏の策謀を許すまじ。岸田氏の顔が「戦う男の顔」になってきました。

◆河野氏

2021.9.13
 戦狼外交の顔、反日の鬼女が、河野太郎氏とのツーショットでこの笑顔を見せるとは!(幼なじみ? 高校の同級生? まさか愛人?)
 河野氏は、中国共産党政府相手にどういう外交をやってきたのだろう。今後、彼が政権を取って、首相として、中国に対して、いかに強く非難を表明しても、この写真を出されれば、嗤われて終わりです。



2021.9.15
 河野氏と中国外務省の華春瑩報道局長のツーショット自撮り写真は、どういう時に撮影されたか。

島田洋一氏のFBポスト
 「2019年6月9日、刑事事件の容疑者を中国本土に引き渡せるようにする条例改正案に対し、香港で100万人規模の抗議デモが発生。
 デモの牽制を狙い、中国外務省の華春瑩報道局長が『香港駐留の人民解放軍部隊は忠実に防衛責任を果たす』と発言(7月26日)。
 河野太郎外相がその華氏と嬉しそうに自撮り写真を撮ってツイートしたのはそのひと月後。香港では抗議運動が続いていた。
 こんな人物を日本の首相にしてよいのか」

2021.9.14
 リベラル太郎の河野氏が率いる "自由"民主党は、"実質"民主党に。

2021.9.15
 リベラル太郎の河野氏が勝つと、こういう人事になる可能性が極めて大。

 河野太郎総理
 石破茂幹事長
 小泉進次郎官房長官

 立憲民主党、国民民主党、社民党などの左派リベラルや左翼は大喜び。
 中国共産党、韓国反日派も大喜び。

2021.9.16
 河野氏は「リベラル太郎」から「保守太郎」に変身中かと思ったら、やっぱり「リベラル太郎」だね。同性婚と選択的夫婦別姓に賛成。

2021.9.16
 ジャーナリストの安積明子氏によると、河野陣営では河野氏が「こんなに不人気だと思わなかった」と、悲鳴が上がっているそうな。gendai.ismedia の記事から抜粋にて。

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 そもそも総裁選の要となるのは職域団体票だが、その職域団体に河野氏は良く思われていないようだ。
 「長らく権益を守ってきた職域団体は、その既得権益を守ってもらうべく自民党との関係を重視してきた。だがその既得権益を否定してきたのが河野太郎。河野氏には自民党の秩序を破壊する“壊し屋”のイメージが定着しているようだ」(註 河野氏支持の国会議員)
 とりわけ反発を喰らっているのは「脱原発」の封印で、経済界の反発は相当なもの。ある経済関係者は怒りを込めてこう言った。
 「2050年までにカーボンニュートラルを実現するとなると、原発の利用を認めなくては必要なエネルギーが追いつかない。『自然と原発はなくなっていく』などという甘い考えで解決できるものではない。日本経済に『死ね』と言っているに等しい」
 河野氏の「上から目線ぶり」も総裁選運動の足かせになっているようだ。たとえば出馬会見で河野氏が「手柄話」として得意げに語ったワクチン供給だが、そのワクチンを接種すべき“かかりつけ医”の間では評判が芳しくない。
 9月7日の会見で河野氏は、予約されていないワクチンがかなり残っており、かかりつけ患者のみならず接種を希望する一般人に広く接種すべきと主張した。しかし自治体から医療機関に供給されて冷蔵庫に保管されているワクチンの使用期限は1か月で、医療機関は計画をたてて発注しているため、通常は残ることはありえないというのが接種を担当する現場の医師側の主張だ。
 こうしたことが災いし、現場の医師たちの反発が河野陣営に跳ね返る。
 「そもそも医師側も一生懸命にやっているので、もう少し“お願い調”ならともかく、ああいう風に言われると、カチンとくるらしい」
 誤解を生じやすい性格というべきか、それとも「人徳のなさ」というべきか。いずれにしても党員票を逃がしているが、石破氏を抱えることでさらに議員票を失うことになりかねない。
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 筆者の創作ではないかと思うほど、河野氏のイメージに合った話ですね。世論調査での人気の高さと、どちらが実態を表しているのか。

◆野田氏

2021.9.16
 野田聖子幹事長代行も立候補。野田氏の夫は「元暴力団員」と裁判所が認定、約10年間組員として活動。自民党では、配偶者が元反社会勢力である政治家でも総裁になれるのか。
 それはともかく、野田氏の参戦によって総裁選の票が分散。一度では決まらず、決選投票になる可能性が増したという見方があります。その影響を最も受けるのは、同じ保守系リベラルで政策的に近い河野氏でしょう。第1回投票で過半数を占めて勝利を決めたい河野氏としては、自分に入るはずの票を野田氏に取られます。ただし、野田氏への支持はほぼ議員票に限られます。10~20票程度か。

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 週刊新潮は、「『女性総理』の夢を壊した『野田聖子』総務相の『元反社夫』」と書いた。野田聖子氏は「事実無根」と否認し、夫・文信氏は「名誉毀損」だと東京地裁に訴えた。
 3ヶ月前、東京地裁で「原告の請求を棄却する。被告側記事で原告の名誉は毀損されていない。原告が指定暴力団・会津小鉄会の昌山(まさやま)組に所属していた元暴力団員であるとの記述は、真実であると認められる」、との判決が下った。
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 次回に続く。

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