ほそかわ・かずひこの BLOG

<オピニオン・サイト>を主催している、細川一彦です。
この日本をどのように立て直すか、ともに考えて参りましょう。

日本の大黒柱・安倍元首相が殺害される1

2022-07-10 13:45:33 | 時事
●事件の発生

20220708
<報道>
共同通信: 安倍元首相、襲われ心肺停止か 背後から散弾銃で撃たれる 奈良市で街頭演説中に
2022年7月8日 12:05

 8日午前11時半ごろ、奈良市内の路上で街頭演説をしていた自民党の安倍晋三元首相が、不審な男に背後から襲われた。奈良県警が男を取り押さえた。捜査関係者によると、安倍氏は背後から散弾銃で撃たれた。奈良市消防局によれば意識不明で心肺停止とみられる。安倍氏が襲われた際、取材していた共同通信記者が2発の銃声のような音を聞いた。

20220708
<報道>
ハフティングポスト: 自民党の安倍晋三元首相(67)が7月8日午前11時半ごろ、奈良市内で演説中に銃で撃たれ、その後、搬送先の奈良県立医科大付属病院で死亡が確認された。

<ほそかわ>
 なんということか・・・残念でなりません。日本にとって、また世界にとって大きな損失です。

<FBからの取り込み>
佐竹敏彦氏(高知県中土佐町議会議員)

 残念でならない、安倍総理の死亡。日本だけでなく世界の損失でもある。テロ行為の結果だが、警察の警備ミス、責任問題は免れない。だが、深層は、安倍ガーと一方的に安倍が悪いと煽った共産党や朝日新聞などのマスコミ、悪質な誹謗中傷行為を排除した警察行為を違法と判決した札幌地裁の判決ではないか。被疑者は、安倍総理に政治信条の恨みではなく、不満があり殺そうと思ったという事で、挙げて標的して来た風潮にテロ行為の原因がある。綺麗事では済まされない、一人の政治家が平和ボケのツケで犠牲になったのだ。民主主義の基本の言論の自由を守るためにも、要人の警護は特に厳重でなければならない。テロ行為規制法など法整備が喫緊の課題だ。

<FBからの取り込み>
八幡和郎氏(評論家)

 反アベなら何言っても無罪のアベガー、なんでもアベのせいにするアベノセイダーズ、さまざまな組織にアベは操られているとデマ流す(いくつもの団体に操られているというだけで馬鹿だが)の存在がつくった空気が下手人である。とくに国会では何言っても罪に問われないという法律をつかって暗殺教唆まがいの誹謗中傷をした。そういう議員は明日の選挙で選ばれるべきでないといったら、慎重に判断すべきだという人もいるが、発言の数々は公の場でなされたものであって、検証も何もない。彼らが選ばれるべきでないし、万歳三唱するのを見たくないと言って何が悪い。

<ほそかわ>
 一部の政治家やマスメディアが安倍氏への襲撃をよしとする風潮を作ったことは、絶対許せません。殺人願望を持つ人間に対しては、教唆扇動の効果を生むでしょう。事件が起こったら、暴力で言論を封じるのは「民主主義への挑戦」だと言って、自分の党や番組には、何の責任もないような態度を取っていることも、許せません。

20220710
<FBからの取り込み>
織田邦男(元空将)

 テロ行為は絶対許してはならない。過去の要人暗殺や銃撃事件についての糾弾をテレビでやっている。その通りで全く異論はない。
 だがメディアの報道ぶりに、違和感を感じるのは僕だけか?
 これまでの安倍総理に対する某大学教授の「叩き切ってやる」発言や、反安倍派による「あべ死ね」「殺せ」と言った発言。「安倍の葬式はうちが出す」と言った大新聞もある。こう言ったテロもどき発言については、番組では取り上げなし、一切非難もしない。テロもどき発言は、左翼が言えば表現の自由になるの?そうじゃないと思うよ・・・
 そしてまた、もう一つ。
 テロは厳しく非難しながら、先日のテロリスト重信房子の出所については、とても好意的な報道をしていたメディア。覚えてますよ!・・・
 いつものようにダブスタのメディア。これじゃあメディアを誰も信用しなくなろ。
 いずれにしろテロは許してはならない!

●犯人像と犯行の動機

20220708
<ほそかわ>
 主要メディアは、早くから防衛省関係者の情報として、山上容疑者を元海自隊員と報道していますが、海自を辞めて(懲戒免職処分?)から17年も経っており、その後は、様々な仕事を転々とし、現在は職業不詳の模様。それなのに海自を強調するのは、なぜか。元自衛隊員イコール危険人物というイメージ操作か。
 また、あるテレビ番組で、ベテランの政治記者が今回の事件は五・一五事件を思わせると語っていましたが、武装した現役の海軍軍人グループが官邸を襲い、現役の総理大臣を殺害した事件とは、大きな違いあり。連想が雑すぎます。
 メディアの質の低さをあらためて感じています。

<ほそかわ>
 報道は山上容疑者が自ら特定の宗教団体に恨みを持ち、安倍氏がその団体と関係が深いから犯行に及んだ旨を語っていると伝えています。またその団体の幹部を殺害しようとしたと語ったとも報じられています。強い思い込みや精神的な混乱がうかがわれます。

20220708
<FBからの取り込み>
島田裕巳氏(宗教学者)

 安倍元首相が狙撃事件で亡くなった。・・・今回の事件に関して、宗教団体のことが話題になっている。犯人は、母親がある団体に多額の献金をし、それで家庭が崩壊したのを恨みに思っていたという。これは、近所の人も証言しているようだ。
 しかし、その団体の幹部を殺そうとしたが、それができないので、団体と関係が深い安倍元首相を狙ったという。その点では、政治的な意図はないということだ。
 警察が、「特定の宗教団体」としか発表していないので、いろいろと憶測を呼んでいるようだが、多額の献金が行われ、団体にトップがいて、安倍元首相と関係が深いという、連立方程式の解になるものは、どうも見当たらない。そこには、犯人の思い込みという部分が含まれているので、はっきりとは分からないが、これから特定の団体も特定されるだろう。そこにどれだけの真実が含まれるのか。これは、なかなか難しそうで、現段階で警察が団体名を発表しないのは当然のことだろう。

<ほそかわ>
 FBF の Fuyutake Fujii さんの情報によると、「母はある宗教団体に所属していて、山上容疑者もその影響を受けて会員となりましたが、ほどなくして脱会。その後、山上容疑者は母の宗教団体の分派の団体に所属していたようですが、母が所属する団体を恨んで対立が生まれたようです。母が所属していた団体は安倍元首相ともつながりが濃いとされる団体で、それを理由に安倍首相を敵視するようになった可能性があります。」(文春オンライン)
 この「ある宗教団体」が統一教会で、その分派団体がサンクチュアリ教会のようです。
 安倍さんには、「統一教会とだけは関わらない方がよい、あなたの最大の汚点になる」と忠告したことがあるのですが、反応はありませんでした。統一教会がらみが事実だとすれば、そのようなことでの落命は、誠に残念です。祖父の岸信介氏譲りの誤りです。

20220709
<FBからの取り込み>
高乗正臣氏(憲法学者)
 
 どちらにしても、今回の事案は政治的信条に基づくテロ行為という類いではなく、相当程度の低い個人的怨恨の線が見えます。テロ行為の場合には100パーセント民主主義への挑戦、民主制の危機といえますが、個人的怨恨のレベルだとすると、議論の次元が少しずれるような気がしますが、どうですか。

<ほそかわ>
 高乗正臣先生、まだ背後関係があるのかわからない段階ですので、断定的なことは言えませんが、個人的怨恨と病的な思い込みによる犯行の可能性が高いと思われます。ただし、私としては、山上容疑者が所属しているらしいサンクチュアリ教会で、安倍氏殺害を教唆するような指導をしていなかったか、その教会指導層に反日的な外国勢力とのつながりはないかが、気になる点です。

●使われた銃

20220709
<報道>
読売新聞: 奈良県警は9日、安倍氏の司法解剖の結果を発表した。左上腕部から体内に入った銃弾が、左右の鎖骨下にある動脈を損傷したことが致命傷になった。死因は失血死だった。・・・
 現場で撮影された複数の動画によると、安倍氏は1回目の銃声の後、左回りに振り返り、2回目の銃声がして倒れた。この際、左上腕部に銃弾が命中したとみられる。
 県警によると、安倍氏の首にも2か所の傷があり、1か所は原因を特定できなかったが、もう1か所は銃弾による傷だった。県警は、2発目の発射時に、安倍氏が左上腕部と同時に首も撃たれた可能性があるとみている。・・・

<報道>
読売新聞: ・・・逮捕された元海上自衛官の無職山上徹也容疑者(41)が、事件で使った手製銃について「一度に6個の弾丸を発射する仕組みだった」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。散弾銃のような構造とみられ、自宅から同様の手製銃が数丁見つかった。奈良県警は山上容疑者が試作を重ね、殺傷能力が高いものを選んで事件に及んだとみている。・・・
 捜査関係者によると、現場で押収された手製の銃は長さ約40センチ、高さ約20センチ。山上容疑者の供述では、金属製の筒を2本束ね、木製の板やテープで固定。筒にはカプセルのようなものが入っており、カプセルの中に6個の弾丸を込めることが可能で、一度の発射で1本の筒から6個の弾丸が飛び出る仕組みだったという。
 現場で撮影された映像によると、山上容疑者は、安倍氏の背後6~7メートルの位置から発砲していた。県警が安倍氏から約20メートル先の道路沿いに止まっていた選挙カーの車体を調べたところ、弾痕とみられる穴が看板部分に複数確認された。県警は流れ弾とみており、飛距離などから相当の威力があった可能性がある。
 県警は8日、奈良市内の山上容疑者の自宅を捜索し、事件で使われたものと似た構造の手製銃を数丁見つけた。いずれも複数の金属製の筒が粘着テープで束ねられており、9本束ねられた大型のものもあった。また、発火用とみられる電気コードが接続されていた。
 これらについて、山上容疑者は「インターネットで火薬を購入し、空の薬きょうも手に入れ、自分で詰めた」と供述。「最初は爆弾を作ろうとしたが、うまくいかなかったので銃を作ることにした」とも話しているという。
 県警は山上容疑者が自宅で銃を製造していたとみており、部品の入手経路などを調べている。

●警察の落ち度と日本の現状

20220709
<報道>
産経新聞: 安倍晋三元首相が奈良市での街頭演説中に銃撃され死亡した事件では、背後にも広いスペースがある場所が演説会場となり、近づく男を警察官が制止できず至近距離での発砲を許した。1発目の発砲直後に安倍氏をかばおうとする姿もうかがえなかった。・・・
 要人警護に詳しい警察幹部は「360度を見渡せるような演説会場は狙われやすい。不審者を早く発見するため、要人の背後を含め警護要員を張り巡らせないといけない。簡単に接近を許すとは、一体どうなっていたのか」と批判する。
 発砲とともに白煙が広がったが、この時点で安倍氏自身が大きな傷を負っていたようには見えない。複数の警護担当者が山上容疑者の方を振り向いて防弾用のケースを掲げた一方、安倍氏を身をていしてかばうことはなかった。安倍氏も振り向くと2発目の銃声が響いた。1発目と2発目の間隔は2秒半程度。駆け出した警察官数人が山上容疑者を取り押さえたが安倍氏は崩れるようにして倒れた。
 この状況に、警察幹部は「1発目の直後に警護担当者は安倍氏をかばわないといけなかった。現場からすぐに安倍氏を退避させるべきだった」と指摘し、2発目まで2秒以上の時間がありながら最悪の事態を防げなかったことを嘆く。・・・

●安倍氏への評価

20220708
<報道>
時事通信: 安倍元首相が死去、67歳 最長政権樹立、非業の死 アベノミクス、安保法制を推進
7/8(金) 17:53配信

 自民党の安倍晋三(あべ・しんぞう)元首相が8日、銃撃を受け死去した。
 67歳だった。首相に2度就任し、在職期間は連続2822日、通算3188日と、いずれも憲政史上最長を更新。大規模金融緩和を柱とする経済政策「アベノミクス」の推進や、集団的自衛権の限定行使を認める安全保障法制の整備など、内政・外交両面で大きな足跡を残した。退陣後も、党内最大派閥のトップとして影響力を保持してきたが、参院選の遊説中に非業の死を遂げた。
 祖父は岸信介元首相、父は安倍晋太郎元外相。1993年の衆院選に旧山口1区から自民党公認で出馬し、初当選。連続10回当選した。
 小泉純一郎元首相の政権下、北朝鮮による日本人拉致問題への取り組みで頭角を現し、党幹事長や官房長官を歴任。2006年9月に戦後最年少の52歳で首相に就任した。しかし、「消えた年金」問題などの影響で07年の参院選に大敗。持病の潰瘍性大腸炎の悪化もあり、わずか1年で退陣した。 自民党が野党時代の12年9月に党総裁に返り咲くと、同年12月の衆院選で旧民主党から政権奪還。これを含め、衆参両院の国政選挙で6連勝し、首相官邸主導の「安倍1強」体制を確立した。
 在任中は、消費税率の10%への引き上げを実現。19年5月の令和改元や、21年に開催された東京五輪・パラリンピックの招致にも携わった。
 首脳外交も積極的に展開した。米国のトランプ前大統領、ロシアのプーチン大統領と緊密な関係を築くなど、国際舞台で存在感を発揮。ただ、政権の最重要課題と位置付けた拉致問題や、ロシアとの北方領土問題は、進展を果たせなかった。
 一方、政権の長期化に伴い、森友・加計学園問題など不祥事も続発。野党から「権力の私物化」と追及を受けた。
 20年9月、新型コロナウイルス対策に追われる中、持病の再発などを理由に2度目の退陣。その後は、安倍派の会長として、経済や外交・安保で積極的な発言を繰り返し、岸田文雄首相の政権運営にも影響を与えていた。 

<報道>
産経新聞: 安倍氏「戦後レジーム」から脱却、世界の主要プレーヤーに
7/8(金) 21:39配信

 安倍晋三元首相が展開した外交は、国際秩序を形成する主要プレーヤーとして日本を位置づけた点で記憶されることになるだろう。現行秩序に不満を持つ中国に対処するため、日米同盟を強化するとともに「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を掲げた。日本が国際秩序を理念的に主導する稀有な例といえ、受動的な脇役に徹する「戦後レジーム」から脱却したのが安倍外交だった。
 「日本を取り戻す」をスローガンに掲げて平成24年12月に首相の座に返り咲いた安倍氏は「取り戻す」どころか、今まで日本の首相が経験したことがなかった役割を果たすことになる。
 「法の支配」や「航行の自由」のもとに同志国の連携を呼びかけるFOIPには米国や欧州諸国が同調した。日米豪印の枠組み「クアッド」の基礎ともなった。トランプ米政権が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)から離脱すると、残る11カ国をまとめて自由貿易秩序を担った。
 安倍氏が令和2年8月に辞意を表明した後、米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)のハムレ所長は「永遠に感謝する」「進歩的な西側の価値の旗振り役だった」と評価した。トランプ大統領(当時)が「米国第一」を掲げて国際秩序の維持に関心を示さない中で、安倍氏が孤塁を守ったという評価は広く共有されている。
 安倍氏が最初にFOIPを掲げたのは平成28年8月だったが、第1次安倍政権でも似たような外交構想を掲げていた。志半ばで頓挫した外交構想が第2次政権で結実したのは、中国の台頭やトランプ氏の登場だけが理由ではない。
 27年の米議会演説や戦後70年首相談話で「和解」を演出し、同年9月には集団的自衛権行使を認める安全保障関連法が成立している。歴史問題の克服や安保関連法は国論を二分し、支持率の悪化を恐れる歴代政権が回避した課題だった。「敗戦国」として抑制的な役割に甘んじてきた戦後日本の宿痾(しゅくあ)を克服したことで、その後のFOIPに基づく外交を準備したといえる。(杉本康士)

20220708
<報道>
産経新聞: 改憲、防衛力強化…推進力失う恐れ 安倍氏死去
7/8(金) 21:49配信

 ・・・自民党の安倍晋三元首相は令和2年9月の首相辞任後も党内最大派閥の領袖として岸田文雄政権の後ろ盾となり、憲法改正や外交・安全保障政策などで積極的な発信を続けてきた。岸田首相自身、外交などで助言を求めることもあったが、安倍氏の不在は、改憲や防衛力強化に向けた推進力を失うことになりかねない。(田村龍彦)
 首相周辺は今回の銃撃について「日本にとっても岸田政権にとっても大きな損失だ」と語った。
 「地球儀を俯瞰する外交」を掲げた安倍氏は今や日本の外交方針となった「自由で開かれたインド太平洋」や、日米豪印4カ国(クアッド)の枠組みの礎を築いた。
 かつてないほど良好とされる日米同盟も、安倍政権下で集団的自衛権の限定行使を容認する安全保障関連法や特定秘密保護法を成立させ、当時のトランプ米大統領と深い関係を築いたことが大きい。
 首相と安倍氏は当選同期で、こうした外交方針を受け継ぐだけでなく、事あるごとに助言を求めてきた。首相が官邸主導の外交に力を入れているのも、安倍氏の影響がある。
 昨秋の岸田政権発足後、安倍氏が北京冬季五輪の外交的ボイコットなど中国や韓国への対応をめぐって、政府側に注文を付ける場面も目立った。ただ、それは党内の保守派議員や支持層の声を代弁するものでもあった。
 政府は今年の経済財政運営の指針「骨太の方針」で防衛力を5年以内に抜本的に強化すると明記したが、安倍氏の意向を踏まえたものだ。
 軍拡を進める中国や台湾危機への対応が迫られる中、政府は防衛力強化に向け、年末までに防衛計画の大綱など戦略3文書の改定を行う。党側の議論を主導してきた安倍氏不在の影響は大きい。
 また、首相は総裁任期中の改憲実現を掲げ、国会の議論と同時に、国民の理解や世論喚起の重要性をかねて指摘してきた。安倍氏は党憲法改正実現本部の最高顧問を務め、今回の参院選でも応援演説では、憲法9条への自衛隊明記など、自身の悲願である改憲の実現を重ねて訴えていた。
 首相は防衛力強化や改憲に向け、一層のリーダーシップが求められることになる。

●今後の取り組み

20220708
<報道>
産経新聞: 櫻井よしこ氏、涙の訴え 「安倍氏の『遺産』の実現を」
2022/7/8 23:13

 民間シンクタンクの公益財団法人「国家基本問題研究所」の櫻井よしこ理事長は8日夜、街頭演説中に銃撃された安倍晋三元首相が死亡したことを受けたインターネット番組「言論テレビ」の緊急特番に出演し、「世界が激変し、日本の運命がかかっているこの時期に、安倍(元)総理がテロで倒されてしまった。心から憤っている」と述べた。「対象が保守でも、リベラルでも、どのような人、組織に対しても、テロは許されない」などとも訴えた。
 櫻井氏は安倍氏について「どんなに摩擦が起きても、たたかれても、蹴飛ばされても、はじき出されても、自分が選んだ道だとして流れに逆らい、問題提起をされてきた」とした上で「これまで多くの犠牲を払ってきた。今回はとうとう暗殺された」と声を落とした。
 さらに「安倍さんの政策が日本の中長期の国益にかなっていることは明らかだ。志を同じくする言論人として、憲法改正や外交防衛政策で、安倍さんのアイデア、国家戦略を一つ一つ、私たちの力で実現しないといけない。日本国のために、安倍さんの遺産を実現しないといけない。今回の信じがたい死を受けて、改めて決意した」と涙ながらに訴えた。

20220709
<FBからの取り込み>
島田洋一氏(福井県立大学教授)

 党議員の大半はとてつもなく愚か。自民党も機会主義者が多い。
 方向感覚の定まった安倍氏がいなければ、悪夢の民主党政権の後、無節操な石破政権、石原ジュニア政権、河野グレタ郎政権などと続いただろう。
 安倍氏なき日本はそうした漂流時代に入る。
 有志の努力で何とか座礁を避けつつ、しかるべきリーダーの出現を待つしかない。

20220710
<ほそかわ>
 安倍氏の警護・警備に当たっていた警察は、なにをやっていたんだ! 油断しきってる。隙がありすぎる。
 私には、奈良県警、警視庁SPの無様な状態が、中国・ロシア・北朝鮮に包囲・浸食された今の日本全体の姿と重なり合って見えます。
 この日本を何とかしようと懸命に奮闘した安倍晋三氏は、建国の祖・神武天皇の御陵の近くで凶弾に倒れ、逝去しました。現代の日本を象徴するような出来事だと思います。
 しばしば大きな不祥事は、普段ありえないような不運や不都合が重なり合い、また思考や感情がマヒしたような状態の時に起こるもの。「どうかしていた」とか「魔が差す」とか「呪われている」とかいった言葉は、その事情の一端を表わしています。
 本年2月、ロシアがウクライナに侵攻して、核兵器を使用する第3次世界大戦の危機が高まり、その後、ロシアが中国と連携して北海道に軍事的な圧力を強めて、「北の脅威」が再来するなか、今度は、日本の大黒柱だったともいえる安倍元総理大臣が殺害されました。
 ただならないことが次々に起こっています。日本人が目覚め、日本の再建を断行しなければ、日本と世界は危機から抜け出せなくなっていくだろうと、私は心底から懸念しています。
 ここで日本人が正気に返らないと、また何か想像し得ないような不祥事が起こるかも知れません。「はっと我に返る」「自分を取り戻す」という目覚めが必要です。目覚めよ、日本人!!

 以後、随時掲載。

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