電子書籍の出版に対してみなさんからコメントいただき、ありがとうございます。わたしからの返答をさせていただきます。
佐藤大輔さんへ
お久しぶりです。
書籍の購入、どうもありがとうございます。
「バイブルとしてしっかり読み込んでおこう」とのこと、私にとって大変嬉しいコメントです。債券投資のバイブルとなるように書いたつもりです。このブログの読者の方の多くは、私が目指したバイブル的な使い方をされていらっしゃるようで、私も目標が達成できて嬉しく思います。
雪風ファンドさんへ
本の注文をしていただき、ありがとうございます。
書評も是非忌憚のない評をおねがいいたします。
最近は書評もほとんど途切れたままですので。
今後の本は何冊か温めているものがあるのですが、その中で一番有力なのは「投資の心得」本です。これもまさにバイブル的に読み返していただけるようなものを目指しています。
本当は「証券会社が目をそむけたがる投資の本」(笑)にしたいのですが、それでは否定的な内容のオンパレードになり、出してくれるところもないでしょう。それにいわゆる低俗な暴露本のカテゴリーに入れられる可能性もあります。
そこで初心者の方にもベテランの方にも向けた「いままでになかった投資の本」を目指そうと思いました。時事的な要素を少なくすことになると思いますので、みなさんにはご不満かもしれませんが、それはブログでいくらでも無料配信しますので(笑)
鋼鉄の男さんへ
ありがとうございます。私の読者の裾野を拡げることが、投資で不幸になる方の拡散防止に役立つと信じています。
質問への回答です。
1.なぜ日本国債の利回りは低いのでしょうか。
日本の財政に不安があるならば、投資家はもっと高い利回りを要求しないのでしょうか。
日本国債を保有している投資家は、不安は感じていないので買って保有いるのでしょう。
海外の投資家はリスクにリターンが見合っていないと思っていますから、日本の長期国債に手を出しません。
日本の投資家でリスクに気が付いている大手銀行はもう売却済みで、手持ちの平均年限が1年ちょっとにまで短縮しています。しかしその他の機関投資家は地銀・信金・信組・生保・郵貯・年金、だれもが大きな不安も感じず、低金利に不満をいだきながらも他の投資対象のリスクはとれずにいます。外貨資産では過去に一方的な円高で苦しんだので、日本国債ばかり買い続けています。もちろん日銀が総発行量の7割を買い占めているのも低金利の理由です。
2.日本の米国債保有額は1兆ドルを超えていますが、
これをインフレ、円安のときに売却すれば日本の財政を回復させられると考えて良いですか。
政府債務1,000兆円のうち100兆円の返済はできますね。円安局面での売却は、これまでの為替差損の一部を回復する効果がありますが、いっぺんにドルを売却すれば円高に舞い戻る恐れがあり、簡単にはできないでしょう。それと今後経常収支が赤字にでもなれば、逆に外貨不足の時代がくるかもしれません。格付け機関に足元を見られないためにも、一定の外貨資産は必要です。
Puffinさんへ
この夏軽井沢で過ごせるとは、本当にうらやましい限りです。その意味でもよいタイミングでの投資でしたね。
さすがPuffinさん、大事な本は両建てにしているんですね。電子書籍は本当に割安ですよね。次第しだいに浸透していくんでしょうね。出版社は相当な危機感を抱いています。
次の本のネタはみなさんのお蔭で本当にたくさんたくさんあります。タイトルだけでも、
・投資ウツに点ける薬
・こうすれば資産防衛ができる(日本経営合理化協会さんのCD講義録の書籍化)
・ブログタイトルでもある「ストレスフリーの資産運用」
この中から最後の「ストレスフリー・・・」を取り上げ、リスクをなるべく取らない運用を伝授するのがよいかと思っています。それが先ほど述べた「いままでになかった投資の本」のアイデアです。
秋生さん
はじめまして。著書を購入いただき、ありがとうございます。
紀伊国屋にはまだ並んでいるんですね。ウレピー!
先日丸の内の丸善で見つけて嬉しかったのが最後かと思っていました(笑)
「ストレスフリーの資産運用」で検索いただくと確かにこのブログがトップ近くに出ますね。
>某銀行の資産運用セミナーでは日本国債の話は出ましたが、外国債の話なんて全く出なかったです。
なので「銀行が売りたがらない米国債を買え」なんです(笑)
>米国ハイイールドレアル建とか勧めてました。
著書の中で最も買ってはいけない投信の筆頭に上げたものです。買った方はみなさん苦しんでいるハズです。
以上、いただいたコメントに返答をさせていただきました。今後とも著書、ブログをお引き立ての段、よろしくおねがいいたします。
佐藤大輔さんへ
お久しぶりです。
書籍の購入、どうもありがとうございます。
「バイブルとしてしっかり読み込んでおこう」とのこと、私にとって大変嬉しいコメントです。債券投資のバイブルとなるように書いたつもりです。このブログの読者の方の多くは、私が目指したバイブル的な使い方をされていらっしゃるようで、私も目標が達成できて嬉しく思います。
雪風ファンドさんへ
本の注文をしていただき、ありがとうございます。
書評も是非忌憚のない評をおねがいいたします。
最近は書評もほとんど途切れたままですので。
今後の本は何冊か温めているものがあるのですが、その中で一番有力なのは「投資の心得」本です。これもまさにバイブル的に読み返していただけるようなものを目指しています。
本当は「証券会社が目をそむけたがる投資の本」(笑)にしたいのですが、それでは否定的な内容のオンパレードになり、出してくれるところもないでしょう。それにいわゆる低俗な暴露本のカテゴリーに入れられる可能性もあります。
そこで初心者の方にもベテランの方にも向けた「いままでになかった投資の本」を目指そうと思いました。時事的な要素を少なくすことになると思いますので、みなさんにはご不満かもしれませんが、それはブログでいくらでも無料配信しますので(笑)
鋼鉄の男さんへ
ありがとうございます。私の読者の裾野を拡げることが、投資で不幸になる方の拡散防止に役立つと信じています。
質問への回答です。
1.なぜ日本国債の利回りは低いのでしょうか。
日本の財政に不安があるならば、投資家はもっと高い利回りを要求しないのでしょうか。
日本国債を保有している投資家は、不安は感じていないので買って保有いるのでしょう。
海外の投資家はリスクにリターンが見合っていないと思っていますから、日本の長期国債に手を出しません。
日本の投資家でリスクに気が付いている大手銀行はもう売却済みで、手持ちの平均年限が1年ちょっとにまで短縮しています。しかしその他の機関投資家は地銀・信金・信組・生保・郵貯・年金、だれもが大きな不安も感じず、低金利に不満をいだきながらも他の投資対象のリスクはとれずにいます。外貨資産では過去に一方的な円高で苦しんだので、日本国債ばかり買い続けています。もちろん日銀が総発行量の7割を買い占めているのも低金利の理由です。
2.日本の米国債保有額は1兆ドルを超えていますが、
これをインフレ、円安のときに売却すれば日本の財政を回復させられると考えて良いですか。
政府債務1,000兆円のうち100兆円の返済はできますね。円安局面での売却は、これまでの為替差損の一部を回復する効果がありますが、いっぺんにドルを売却すれば円高に舞い戻る恐れがあり、簡単にはできないでしょう。それと今後経常収支が赤字にでもなれば、逆に外貨不足の時代がくるかもしれません。格付け機関に足元を見られないためにも、一定の外貨資産は必要です。
Puffinさんへ
この夏軽井沢で過ごせるとは、本当にうらやましい限りです。その意味でもよいタイミングでの投資でしたね。
さすがPuffinさん、大事な本は両建てにしているんですね。電子書籍は本当に割安ですよね。次第しだいに浸透していくんでしょうね。出版社は相当な危機感を抱いています。
次の本のネタはみなさんのお蔭で本当にたくさんたくさんあります。タイトルだけでも、
・投資ウツに点ける薬
・こうすれば資産防衛ができる(日本経営合理化協会さんのCD講義録の書籍化)
・ブログタイトルでもある「ストレスフリーの資産運用」
この中から最後の「ストレスフリー・・・」を取り上げ、リスクをなるべく取らない運用を伝授するのがよいかと思っています。それが先ほど述べた「いままでになかった投資の本」のアイデアです。
秋生さん
はじめまして。著書を購入いただき、ありがとうございます。
紀伊国屋にはまだ並んでいるんですね。ウレピー!
先日丸の内の丸善で見つけて嬉しかったのが最後かと思っていました(笑)
「ストレスフリーの資産運用」で検索いただくと確かにこのブログがトップ近くに出ますね。
>某銀行の資産運用セミナーでは日本国債の話は出ましたが、外国債の話なんて全く出なかったです。
なので「銀行が売りたがらない米国債を買え」なんです(笑)
>米国ハイイールドレアル建とか勧めてました。
著書の中で最も買ってはいけない投信の筆頭に上げたものです。買った方はみなさん苦しんでいるハズです。
以上、いただいたコメントに返答をさせていただきました。今後とも著書、ブログをお引き立ての段、よろしくおねがいいたします。