ストレスフリーの資産運用 by 林敬一(債券投資の専門家)

新刊「投資は米国債が一番」幻冬舎刊
「証券会社が売りたがらない米国債を買え」ダイヤモンド社刊
電子版も販売中

「証券会社が売りたがらない米国債を買え」 電子版が売れました

2013年08月30日 | お知らせ
  嬉しい小さなお知らせです。

  ダイヤモンド社から「証券会社が売りたがらない米国債を買え」電子書籍が売れたというお知らせをいただきました。数量は数十冊(というのかな?)ほどですが、アマゾン楽天kobo紀伊国屋のオンライン・ショップなどで売れているそうです。数ではやはりアマゾンが全体の半数を販売していました。オンライン・ショップではアマゾンは抜群に強いのですね。

  私にとってこの本は初めての出版です。ダイヤモンド社との契約時に通常の出版契約に追加して「電子出版等についての覚書」という書類をいただき、そういうものもあるのかとなんとなくサインしました。ところが昨日お知らせが届くまで、そのことをすっかり忘れていたのです。

  考えてみると電子書籍というのは売れない作家にとって大変な福音なんですね。というのは書籍が売れなくなると普通ならもうおしまいで、たとえ注文が入っても「絶版です」と言われてしまいます。でも電子書籍にはそれがない。つまり永遠に売り続けることができるわけです。

こんな当たり前のことを今さらながらありがたく感じています。

小さなお知らせでした。
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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も注文しました。 (佐藤 大輔)
2013-08-30 17:04:46
こんにちは。私も、昨日、amazonで「証券会社が売りたがらない米国債を買え」を注文しました。このブログの記事で勉強させていただき米国債投資を始めましたが、今後も続けていくにあたり、バイブルとしてしっかり読み込んでおこうと思った次第です。ただ、私が注文したのは通常の紙媒体のものです。PCやタブレットは毎日使っていますが、読書は専ら紙の本ですし、スケジュール管理も従来の紙の手帳を愛用しており、デジタルとアナログが共存している生活スタイルです。電子書籍は売り切れもないし、紙の本より価格が安い場合が多いなど、買う方に取ってもメリットがありますね。最近の電子書籍リーダーは目にも優しくなってきているようですし、機会があったら試してみたいと思います。
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私も注文しました (雪風ファンド)
2013-08-30 21:03:14
今さらな感じですが、私もamazonで注文しました。
来週には書評を入れられると思います。

気が早いかも知れませんが、次の作品のプランは
どういう内容で考えておられますか?出版社の商
業ベースに乗せるには、ターゲットを広げる必要が
あるように思いますが・・・
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Unknown (鋼鉄の男)
2013-08-30 21:35:49
林さん、電子書籍化 おめでとうございます。
ちょっとずつ裾野が広がってますね。

今日も質問をさせてください。

1.なぜ日本国債の利回りは低いのでしょうか。
 日本の財政に不安があるならば、投資家はもっと高い利回りを要求しないのでしょうか。


2.日本の米国債保有額は1兆ドルを超えていますが、
 これをインフレ、円安のときに売却すれば日本の財政を回復させられると考えて良いですか。
 (それを見越して、今は仕込んでいるのでしょうか。)


ご回答頂ければ幸いです。

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電子書籍も購入しました (Puffin)
2013-08-30 22:06:09
早速、amazonnで電子書籍購入しました。

以前購入した紙媒体と比べて、価格が約半値(1575円に対して840円)ですね。これで利益が同じくらいならば、製本や流通コストがいかに高いか、ということでしょうか。

先日購入した別荘に来ていてこのニュースを知り、いつもkindleを持ち歩いているので、購入して1分後には読むことができました。紙媒体だとこうした即時性がないので、便利な時代になったものですね。紙媒体で気に入った書籍や雑誌は皆、電子版でも買うことにしています。紙だと複数冊を持ち歩くのも重いし、よく読むものほど汚したり、どこかに紛れたりしてしまい勝ちですが、電子書籍はそうしたことがないので、重宝します。

また、投資家の視点に立った続編や新たな新刊を是非お願いします。このブログで、皆さんとのやり取りでいろいろネタも増えつつあると思いますし。
これからも、宜しくお願いします。
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私も買いました (秋生)
2013-08-30 23:24:40
林さん、こんにちは。始めて投稿します。
私は昨日、紀伊国屋で本を買いました。二年前の発行だからどうかな?と思いましたが、ちゃんと棚に陳列されていました。
今月林さんのブログを知り、ずっとスマホで最初から読んでいたのですが、コメントも読んでるのでなかなか進まず、あの記事もう一回読みたいけどどこに書いてあったっけということも多々あり、とりあえず先に本を読もうと昨日本屋さんへ。今、債権のカラ売りのところを読んで頭がこんがらがっています^^;

私は40代・会社員・女性です。
7月末に初めて某銀行の資産運用セミナーに参加しました。インフレと円安に備えて外貨建て資産を持ちましょうというのは納得できましたが、自分がよく理解していないのに元本割れするかもしれないような商品には手を出したくないし、でもこのまま銀行預金に置いておいても仕方がない。リターンは少しずつでいいから、放置しておけるようなストレスフリーな資産運用はないものかと検索したら、みごと林さんのブログにヒットしました(^.^)
某銀行の資産運用セミナーでは日本国債の話は出ましたが、外国債の話なんて全く出なかったです。米国ハイイールドレアル建とか勧めてました。
質問したいことはたくさんあるのですが、とりあえず本を全部読んでからにします。今後ともよろしくお願いいたします。
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クレジットリンク債について (ボンド)
2013-08-31 14:22:59
林 様

勉強させていただいております。様々な金融商品が氾濫する中で分かりやすい説明として、資産運用の池上彰を期待しています。

ところで、私は手堅く社債をメインに資産運用していますがご教示下さい。

クレジットリンク債についてです。初めて耳にする債権です。この債券は発行地ユーロ市場、発行体格付けがBaa2・ムーデーズ、A・R&I、参照組織がA-・R&Iです。期間が約5年、トリガーイベントが生じた場合信用事由償還に基づき現金決済価格で償還されるとあります。

リスクは両社の破産、支払不履行、リストラクチャリングの様です。
このクレジットリンク債の商品性というか妥当性についてとトリガーが生じた場合の現金決済価格がさっぱり理解できません。相当程度毀損するんでしょうね。
よろしくお願いします。

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電子書籍出版にコメントをいただいたみなさんへ (林 敬一)
2013-08-31 15:12:16
たくさんコメントをいただき、ありがとうございます。

次の出版に関してや、他の質問などもいただきましたので、本文にて回答させていただきます。
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ボンドさんへ (林 敬一)
2013-08-31 16:10:59
理解できないものに投資するのは、絶対にやめておくことです。当然相手は投資家をハメてやろうと思っています。

クレジットリンク債はプロ同士の博打のツケをシロウトに回す仕組みです。昔流行ったEB債などと同じで、シロウトの方ははっきり言ってカモです。

私はそういった債券を仕組み、機関投資家に売っていました(笑)。でもシロウトさんに販売はしていませんよ。

アメリカでそのようなものを販売したら、お縄を頂戴しますから。日本の野放しは許し難いのです。

それだけではご不満でしょうから、解説しましょう。

>リスクは両社の破産、支払不履行、リストラクチャリングの様です。

両社とはどの二つの会社ですか?それが一番大事です。

>このクレジットリンク債の商品性というか妥当性についてとトリガーが生じた場合の現金決済価格がさっぱり理解できません。相当程度毀損するんでしょうね。

二社がデフォルトしたらたぶんリターンはゼロ。残余財産があればそれをみんなで分けますが、残ることはないでしょう。
返信する
Unknown (Unknown)
2013-09-06 16:56:38
はじめまして、今回本を購入して勉強しています。そこで質問なんですが、ストリップ債とゼロクーポン債の違いを教えていただけますか?というのは下記2社のリンクを見たところ両方が同じ利回りの3.74%になっています。本を読んだところ償還期間が長ければ長いほど利回りは上がるという理解だったのですが。。お答えいただければ幸いです。

償還期間22年5か月
ゼロクーポン債@43.55
野村證券 http://www.nomura.co.jp/retail/bond/f_secondary/index.html

償還期間16年8か月
ストリップ債@53.83
マネックス証券 http://www.monex.co.jp/ForeignBond/00000000/gaikbond/kyak/kihatu_meig_info/kihatu_meig_ichiran/guest
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Unknownさんへ (林 敬一)
2013-09-06 22:29:35
本をお買いいただき、ありがとうございます。

ご質問の件、まずストリップ債とゼロクーポン債は同一のものです。もともとクーポンがついているのを剥がすのでストリップであり、はがされたものはゼロクーポン債です。

年限が長いほど利回りが多いというご指摘は、正しい理解です。

野村証券とマネックス証券はそれぞれの思惑で顧客にオファーしますので、同じ年限の債券でも価格が違うこともありますが、この年限差で同一利回りには違和感がありますね。

ちなみに大和証券を見ると、近い年限のものでは野村証券と同じようなレベルの利回りになっています。

マネックスの詳細条件を見ますと、購入する為替レートが105.08となっていて、大きな違和感を感じます。

野村には為替の表示がないのですが、大和は100.1と極めてリーゾナブルなレートです。とすると、マネックスはドルの金利は高めに出していて(価格は安い)、為替で5%ほど儲ける、ということかもしれません。あくまで勝手な推測です。

債券は上場株と違いオファーするのは証券会社が自己の思惑でオファーしますので、価格はまちまちです。よく比較することが大事です。また大手の方が一般的には多くの債券を保有し、オファーしています。

回答になりましたでしょうか。

ひとつお願いです。

Unknownさんが多くいらっしゃいますと、混乱します。適当なお名前でけっこうですので、是非今後はお名前をつけていだけますでしょうか。
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