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おいしいおはなし

2015年09月09日 | グルメ

  まいにち、まいにちあめばかり。その上台風なんて、踏んだり蹴ったり。みなさんのご自宅は大丈夫ですか。本当ならゴルフシーズンなのですが、腰を痛めていて完全休養中です。雨ばかりなので、ピット・インには丁度のタイミングです。でも早く直さないと。10月は予定が詰まっています。

  そこで今日は金融でもなく、ゴルフでもない、おいしいお話です。

  パン好きの私の家では、朝食だけでなく月に1~2度夕食もパンの時があります。バゲットやカンパーニュなど堅めのパンに様々なチーズやパテ、そしてワインを買いこみサラダと一緒においしいパンを楽しむのです。

   うちのお気に入りのパン屋さんはいずれもフランス系の3店で、バゲットがとても美味しいお店です。

・ポール

・メゾンカイザー

・ヴィロン

どの店も東京にあるので順番に楽しんでいます。それに加え隣駅の桜新町にあるドイツ系のパン屋さん、ブロートハイム。バゲットだけでなく、ちょっとヘビーなドイツ系のしっとりしたパンも得意なパン屋さんです。みなさんもそれぞれきっとお気に入りのパン屋さんをお持ちだと思います。

   でも「食パンが一番おいしいお店」はどこかと聞かれると、すぐには答えが出ないかもしれません。そんな時に役に立つのは日経新聞土曜版のトップページにある、「何でもランキング」です。一昨年、食パンのランキングで上の名だたる名店メゾンカイザーを抑えて堂々のトップに立ったのは、葉山町一色にあるパン屋さん「ブレドール」「エシレの食パン」でした。家内の実家から近いので、時々買って帰ります。プレーンな食パンと干しブドウの入ったレザンを買うのがお決まりのコースです。

   ブレドールの食パンは厳選された小麦を使っているのはもちろんですが、なんといっても違いはバターです。世界でも最上級とされるエシレのバターを惜しげもなく使っているのです。このところバターの品不足には泣かされますが、このエシレは普段でも泣けるほど値段が高いバターです。普通サイズ240gくらいのバターは国産で400円前後ですが、それがなんと2,300円!とても買う気になれない値段です。だからといってエシレの食パンの値段はときどきなら手の届く範囲で、1斤410円。ささやかな贅沢を楽しんでいます。

   そしてもう一つ、このお店の特徴は朝7時にオープンし、カフェで朝食も楽しめることです。ヨーロッパではパン屋さんやカフェはどこでも7時くらいには開店し朝食を楽しめます。

  パリに行った時の楽しみの一つは、ポールで焼き立ての美味しいクロワッサンを食べ、カフェオレを飲むことです。でも何故か日本の本格的パン屋さんで7時に開店するお店を私は知りません。このブレドールが唯一です。日本では朝食においしい焼き立てパンは食べられない、それが私の不満です。

   ここの朝食がまたすごい人気で、あまりの人気に腰が引けるほどです。制限時間90分の食べ放題で、スープとコーヒー付き1,300円とお得です。焼き立てパンが次々に来るのですが、すべて違う種類のパンを20種類くらい出してくれます。初めて行った時、混んでいるのは予想していたのですが、朝食なのでまさか90分も食べ続ける人はいないだろうと考え、7時半くらいに行ってみました。20数席ある席はもちろんいっぱいで、空くのを待ちました。しかし全員が誰ひとりとして8時30分の制限時間いっぱいまで席を立たなかったのです。結局8時半まで1時間も待たされました。そこでわかったことは、終了10分前くらいにデニッシュなどデザート風のパンがいろいろ出てくるため、誰もがそれを食べてから帰るのだ、ということでした。

  我々も席についてから、いったい何種類、何個くらい食べられるかをカウントしながら様々なプチパンを楽しみました。もちろん最後のデザート用スペースを残して。

  ちなみにこのブレドールですが、カフェのついた葉山の他に逗子駅とみなとみらいに店舗があります。お近くに行った際は、是非お試しあれ。

ただし食べ放題の朝食は、覚悟の上で!

コメント (12)
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