今シーズン4回目のスキーで、2度目の志賀高原に行ってきました。スキー場での私の楽しみの一つは、相変わらずゴンドラに乗る10~15分で出会った人々と話をすることです。今回は大ビックリ大会でした。
出会ったお二人はアメリカのスキー・リゾート、コロラドのヴェイル、ソルトレークのスノーバードやバーモントのキリントンなど、私の行ったことのあるリゾートの詳しい話をしていたので、ずうずうしくも割り込んで、「お二人はスキー・リゾートの専門家の方ですか?」と尋ねると、お一人はアメリカ人のスキー・リゾート経営者でした。その方が日本人の方の紹介をしてくれて、「彼は元オリンピック選手の平澤岳さん。いまは志賀高原のある長野県山ノ内町の町長さんだよ」とのことでした。スキー選手が町長さんとはさすが志賀高原をいだく山之内町と感心しました。
私は友人と二人で焼額(やけびたい)山の頂上に着き、彼らがどんな滑りをするのか見たくて、後をついて滑ろうということにしました。お二人の滑り出しは実にスムーズで、途中から30度ちかい急斜面に入るのですが、スキーぶりは上半身が全ブレない、「お見事!」と言う以外ない滑走を見せてくれました。
あとで考えてみるとその焼額山の滑降コースは、平澤さんが出場した長野オリンピックの回転競技のコースそのものだったのです。なんという偶然!しかも彼の年齢は私と同じ75歳。三つ子の魂百までを地で行く滑走を見せていただきました。
彼のことをもっと調べてみようと帰ってからネットで検索すると、とても面白い記事にぶつかりました。それは「ふるさと納税」で、山ノ内町のアイテムの中に、なんと「元オリンピック選手の町長と一日滑ろう」というアイテムがあるのをみつけたのです。ちなみにサイトの内容をそのまま以下に引用します。
「元アルペンスキーオリンピック選手の町長と志賀高原を滑ろう!」
標高1500m~2000m級に広がる18のスキー場を48基のリフト・ゴンドラが結ぶ日本最大のスキーエリア「志賀高原スキー場」。トップ標高は2,307mで日本一!その高い標高により、県内でも別格の雪質を誇ります。
わが町自慢の志賀高原スキー場で、他にはない特別な体験をしてもらいたい、そして最高の思い出を作ってもらいたい。そんな思いから本ツアーを開催することになりました。
山ノ内町長で元アルペンスキーオリンピック選手の平澤岳と一緒にスキーを楽しむなど、ワンランク上のプレミアムな体験を多数ご用意いたしました。志賀高原で最高の思い出を作るお手伝いをさせていただきます。
ワンランク上のプレミアムな体験をご用意しております
■町長と1日スキー体験
・山ノ内町長で元アルペンスキーオリンピック選手の平澤岳 が、一緒にスキーをしながら志賀高原をご案内いたします。
・志賀高原マウンテンリゾート全山共通1日券付き
■ホテルグランフェニックス奥志賀でのランチ、カフェ(宿泊は含まない)
「志賀高原No.1ランチ」との呼び声高い高原リゾートホテルで、町長と歓談しながらランチ(牛タンシチュー)をお楽しみいただけます。(宿泊は含まれません)
■カメラマンによる滑走中の写真撮影&画像データプレゼント
・専属スタッフを配置し、最高の思い出となる写真を撮影いたします。
・午前もしくは午後のどちらかに撮影します。
・データはUSBメモリーでお渡しします。(後日配送、人数分)
■山ノ内町SDG’s特産品3点セット贈呈(後日配送)
SDG’sにも配慮した、山ノ内町が誇る贅沢なお土産セット(信州牛・りんごジュース・アップルパイ)をご用意いたします。後日お届けします。
(1)りんごジュース3本(1L×3本)提供事業者:道の駅北信州やまのうち
(2)りんごで育った信州牛(以下のいずれから選択)提供事業者:福田屋
すき焼き用 肩ロース(A5等級)約900g(5~6人用)
しゃぶしゃぶ用 肩ロース(A5等級)約900g(5~6人用)
ステーキ用 和牛サーロイン(A4等級)(約250g×3枚)
焼肉用 肩ロース、モモ、バラ(A5等級)約900g(5~6人用)
(3)アップルパイ大ホール(20cm)提供事業者:マミーズ・アン・スリール
※寄附お申込みをする前に必ず役場までご連絡ください。日程調整が可能な場合に限らせていただきます。
※レベルは中級(パラレル)以上の方。
※現地集合、現地解散が可能な方。
※1名様~3名様まで
1月~3月の期間中の1日(寄附者様と町長の日程があう日)
1月22日
2月6日、19日、21日
3月6日、11日、12日
引用終わり
URL;https://www.furusato-tax.jp/feature/detail/20561/21178?city-product_original
なんという粋なプログラムでしょう。元アルペンスキーオリンピック選手の町長と志賀高原でスキーをして、素晴らしいホテルでランチ、カフェタイムを過ごし、おみやげまでもらえる。
残念ながら私は多額納税者ではないので、該当しません(笑)。しかしスキー好きの方なら飛びつきそうな内容ですね。
以上、今年はまだスキーに行きますが、25年のスキー・ツアー最高の思い出でした。