ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

ピーター・アーツから学ぶ(2)

2009-04-29 | 教室長の趣味

090328、TVで「K-1 WORLD GP 2009 IN YOKOHAMA」を見ました。

この日の興行で、ひときわ見入ってしまう試合がひとつ。
それは、「ピーター・アーツVSエロール・ジマーマン」でした。
順当にいけば、若くて勢いのあるジマーマンの勝ちです。

でも、この日のアーツの入場から、オドロキが始まります。

入場テーマ曲は、長く使っていなかった(と思う)「Misirlou」。
この曲は、アーツ全盛期の入場テーマ曲でした。
映画『Pulp Fiction』のテーマで、名曲ですよね♪

そして、アーツの側にはトム・ハーリックがいます。
アーツが全盛期に所属した、「ドージョー・チャクリキ」ジムの会長です。
ええ~? もうとっくの昔に別れていたはずなのに?

入場してきたアーツが、リングに上がります。
すると、解説席の魔裟斗が言いました。
魔裟斗「アーツは、身体絞りましたね」

そういえば、最近出ていたお腹がへこんでいます。

実況が「アーツはドージョー・チャクリキに復帰しました」と。
昨年(2008年)も、若い選手に負けたためだとか。
昨年K-1 GP決勝で、若いバダ・ハリに負けています。

必要なのは、自分を怒ってくれるトレーナー。
その人の指導で、もう1回若い気持ちを取り戻したい。
アーツは、そんなことを思ったようです。

以前に頂点を極めて、もう自分以上のベテランがいない状態。
自分のやり方、考え方に、こだわりやプライドがあると思います。
誰も今のアーツに「ああしろ、こうしろ」と言わないでしょう。

そんな状況でも、もう一度原点に帰ると。
自分を怒ってくれる、昔のトレーナーに指導してもらうと。
これは、なかなかできることではないと思います。

アーツは身体を絞って、スピードをつける練習をしたようです。

実況席には、090323に離婚したばかりの藤原紀香がいます。
真っ赤なドレスを着ています。
紀香は37歳で、38歳のアーツとは同世代ですね。

実況「アーツに対する想いは強いでしょ?」
紀香「K-1の創世記からずっと見てると、アーツは“ミスターK-1”ですし、この人なしでは語れないですし。この人の毎回心が折れないところが大好きです!」

紀香は、離婚後の最初の仕事だったと思います。
本心はわかりませんが、落ち込んでいた部分もあったことでしょう。
そんな紀香を、アーツがこれほど勇気付けるとは・・・。

このときは、そこまで想像できませんでした。

・・・次回、ゴング。

コメント
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