ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

小惑星探査機「はやぶさ」から学ぶ(3)

2011-05-10 | 勉強コラム

今回は、「はやぶさ」の軌跡を振り返りましょう。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)公式HPは、↓をクリック。
http://www.jaxa.jp/projects/sat/muses_c/index_j.html

「はやぶさ」は・・・。
太陽電池パネルを広げた全長は、約6m。
重量は、約500kg。

NASAの惑星探査機(数トン)と比べると、極めて小型で計量です。

030509 「はやぶさ」打ち上げ

目的地は、小惑星イトカワです。
目的は、着陸して表面の砂を回収し、持ち帰ることです。

051120 「はやぶさ」小惑星イトカワに到着

小惑星イトカワの地表の砂を採取します。
ただし、この時点では採取が成功したとは確定できていません。
そして再び飛び立ち、地球への帰還を始めますが・・・。

051209 「はやぶさ」音信不通に

原因は、姿勢制御装置の故障です。
太陽電池パネルが太陽のほうを向かなくなり、きりもみ状態に。
電力がなくなり、迷子になってしまいました。

音信不通から46日目、「はやぶさ」通信復活

スタッフは毎日、「はやぶさ」に信号を送り続けました。
遂に、通信が復活です。
1年以上の復旧作業のあと、地球への帰還を始めます。

091104 「はやぶさ」イオンエンジンの停止

最大のトラブル発生。
4つのイオンエンジンが、どれも故障してしまいました。
「はやぶさ」、満身創痍です★

機転を利かして、2つのエンジンの生きている部分をつないで・・・。
なんとか1つのエンジンとして、再出発です。

科学者・技術者スタッフの仕事っぷりは、想像以上ですよね☆
遠隔操作で、そんなことまでできるなんて・・・。

100613 「はやぶさ」帰還、カプセル切り離し

「はやぶさ」本体は、大気圏の高熱に包まれて燃え尽きました・・・。
自分は犠牲になりながらも、任務だけはキッチリ遂行しました。
カプセルは、オーストラリアの砂漠で回収されました。

101116 カプセルから約1500個の微粒子が発見

カプセルの中身は、小惑星イトカワの地表の砂などでした。
この微粒子から、太陽系や地球の成り立ち方がわかるかも?

このように、「はやぶさ」7年間の旅は終わりました。

・・・さて、次回です。

110324に、JAXA、川口淳一郎教授が・・・。
『カンブリア宮殿』に出演したときのことを見ていきましょう。
川口教授は、「はやぶさ」プロジェクトマネージャーですよ☆

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 公式ホームページはこちらです!  完全指導アビット 新白岡校公式サイト
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