◆◇◆『僕たち、どうして勉強するの?』古市幸雄(ふるいち・ゆきお)著(マガジンハウス)より◆◇◆
勉強をする本当の理由!
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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①勉強をして未来を切り開け!
自分の中にある不満のエネルギーを暴力などの反社会的な行動で表すのではなく、勉強や仕事、芸術活動など社会で認められるエネルギーに変えて表現することを「昇華」といいます。
君がいまの状況に不満を感じているなら、その蓄積した膨大なエネルギーを勉強や将来実現したいことに振り向ければ、ものすごいパワーになります。
そして、不満のエネルギーがいま、君の中に押さえ込まれていればいるほど、昇華されたときにはものすごい反発力になるのです。
外国に「泣くな。復讐しろ」という格言があります。
親を見返したければ、勉強をして見返せばいい。
勉強をして、親よりも社会的に認められるようになればいい。
勉強をして君の好きな人生を歩めばいい。
君の好きな仕事で親よりも稼げる大人になればいい。
この格言には下の句があって、「最高の復讐は幸せに生きることだ」という言葉が続きます。
だから、勉強をして、君の未来の家族を幸せにすればいいのです。
君の子どもには、君と同じ経験をさせないようにすればいいのです。
君が思い描く理想の未来というのは、君が勉強することでしか切り開けないのです。
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なんだか、尾崎豊(おざき・ゆたか)の名曲、「卒業」を思い出しますよね。
「夜の校舎 窓ガラス壊してまわった♪」という歌詞があります。
尾崎豊の「卒業」は、↓をクリック。
http://www.youtube.com/watch?v=Phx4y8xhhlg
でも、不満があるからといって・・・。
こんなことをしても意味がないですよね。
そして、人に迷惑をかけて、自分の価値も下げています。
意味がないというより、完全にマイナスです★
なぜ、窓ガラスを割るのでしょうか?
何か不満があるわけですよね。
大人に、社会に、そして自分に・・・。
それなら、まず勉強することですね。
年齢にもよりますから、学校の教科の勉強とは限りませんよ。
経営の勉強かもしれません。
営業の勉強かもしれません。
心理学の勉強かもしれません。
そして・・・。
● 自分が社会に役に立つ存在になる
● 自分の思うとおりに仕事ができる
● 自分や家族を幸せにする
・・・このようになればよいのですね。
それをするには、“まず”何が必要でしょうか?
私は、学校で習う教科の勉強が必要だと思います。
● 自分が社会に出て困らないように
● 普通に他人とコミュニケーションが取れるように
● 社会のことがある程度わかるように
学校の教科の勉強には意味があると思います。
そのあとに、自分の興味ある、専門的な分野を勉強することです。
なんにせよ「復讐」できる人は、何らかの勉強をしています☆
「Don't cry. Just revenge. The best revenge is to live well.」
(泣くな。復讐しろ。最高の復讐とは幸せに生きることだ)
・・・次回へ続く。
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