写真は、2015年度(平成27年度)、実力テスト(5教科)第2回の個票です。
写真のAさんの偏差値【SS】は、5科が【SS 73】でした☆
中学校の実力テストからの進路指導では、データが少ないです。
埼玉県・白岡市の場合は、おそらく埼葛地区だけのデータですからね。
それでは進路指導は、何を信用すればいいのでしょうか?
埼玉県全体の偏差値だけなら、業者が主催する北辰テストでわかります。
「この偏差値で、この公立高校に合格した、もしくは不合格になった」
・・・そんな実際のデータが載っている資料が、塾にはあるのです。
北辰テストは、1回分の中3生の受験者数は、最高で約50000人です。
埼玉県の中3生は、約60000人ですから・・・。
この北辰テストのデータは、かなり使えます♪
ただし、北辰テストのデータは、内申点は考えられていません。
内申点はなくても、かなり信頼度が高いですが・・・。
そこだけが惜しいところなのです。
中学校の実力テストだけだと・・・。
受験した公立高校のデータが、かなり少ない場合があります。
「この公立高校、受験した人は地区で6人、校内は2人なんだけど・・・」
そんな少ないサンプル数で、合否を判断することはできません★
中学校の進路指導で気になることがあります。
実際にあった話を2つ見てみましょう。
● ケース① 高すぎる高校を提示されるとき
子どもの学力は、それほどでもないのですが・・・。
中学校の先生は、「頑張れば、〇〇高校へ行けるぞ!」みたいな。
その子どもからすると、かなり高めの高校を提示する場合です。
もちろん、子どもを励ます意味もあると思うのですが・・・。
私は、北辰テストの偏差値を知っていて、学校の学年順位も知っています。
「え~、ちょっと上を言いすぎなんじゃないかなあ」と思うわけです。
もちろん、自分の学力が足りないことに気付き、奮起して・・・。
その高校の偏差値に追いつけばよいのですが。
勘違いして、安心されてしまうことがあるので困ります。
「オレ、もう○○高校、大丈夫~!」みたいな★
「中学校の先生が言っている」というブランド力の高さがわかります。
● ケース② その高校を合格する学力がわかっていないとき
ケース①の逆の場合もあります。
「○○高校は、このくらいの偏差値の子どもが多く合格する」・・・。
それは、塾の人間なら、北辰テストのデータからわかっています。
塾生の子どもは、その偏差値をクリアしています。
でも、中学校の進路指導にて、昨年度の少ないデータを見ると・・・。
たまたま、少し上の学力の子どもが合格している場合がありました。
そうすると、中学校の先生はどう言うか?
「去年は、このくらい(の高さ)で合格していたから難しいかも」
つまり、北辰テストの偏差値はクリアしているのに・・・。
もっと学力を上げないと、合格しないような話をされてしまうと★
すると、保護者の方は、驚いて私に言うことになります。
「学校の三者面談では、まだまだ足りないと言われたのですが!」
・・・私も驚いてしまいますが★
「中学校の先生が言っている」というブランド力の高さがわかります。
中学校の先生は、子どもを励ます意味もあると思うのですが・・・。
やはり、データが少ない中での進路指導になりますので。
少し偏った意見になることもあるかと思います。
この話は、今までに何度かあったのですが・・・。
中学校の先生の言う通り「難しい」には、なりませんでした。
複数の中3生が、北辰テスト偏差値のデータ通りに合格しましたね♪
・・・以上が、中学校の進路指導で気になるケースでした。
これらを解決する方法はあるのでしょうか?
・・・それは、次回ラストで☆
↑写真は、実力テスト5教科と個票です。
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