中3実力テスト、ついに偏差値登場（2）

写真は、2015年度（平成27年度）、実力テスト（5教科）第2回の個票です。

写真のAさんの偏差値【SS】は、3科が【SS 75】でした☆

アビット新白岡校は、埼玉県の中で「埼葛地区」に入っています。
この地区の実力テストの正式名称は、「埼葛地区学力検査」です。

あまり正式名称では呼ばないので・・・。
ここでは、通称の「実力テスト」で話を進めます。

さて、2015年度（平成27年度）からだと思うのですが・・・。
この実力テストに、ついに偏差値が登場しました☆

ところで、実力テストを実施するときについて。
埼玉県の地区は、どのくらい分かれているのでしょうか？
平成25年度の、ある資料を見てみましょう。

01　さいたま市
02　南部地区
03　埼葛地区
04　北埼玉区
05　川越市
06　比企地区
07　本庄地区
08　坂戸市
09　秩父地区
10　熊谷市
11　飯能入間地区
12　所沢市
13　富士見地区
14　その他

・・・14の地区に分かれていますね。

だから、おそらく14種類の実力テストがあるのだと思います。
回数も日程も、地区ごとにバラバラです。
この地区の中だけで偏差値といっても、狭い範囲ですよね★

また、埼葛地区というのは、埼玉県のどの地域なのでしょうか？
同じく平成25年度の、ある資料を見てみると・・・。

● 春日部
● 越谷
● 三郷
● 八潮
● 吉川
● 久喜
● 蓮田
● 幸手
● 白岡
● 南埼玉郡
● 北葛飾郡

埼葛地区には、約11000人いるデータになっています。
埼玉県の中3生全体は、約63000人ですね。
埼葛地区だけでは、埼玉県全体の1／6程度ということがわかります。

埼葛地区の中だけで偏差値といっても、弱い気がします。
公立高校の最難関校、浦和、浦和一女、大宮を受験したいとき・・・。
それらの公立高校のある、さいたま市が入っていないからです★

メインのさいたま市の生徒が入っていない。
それなのに、埼葛地区の中だけで偏差値だ、順位だといっても・・・。
「それって、ホントに信用していいの？」となりますよね。

もちろん、埼葛地区にある公立高校については・・・。
ある程度信用できるかもしれません。
多くの子どもが、地元の公立高校に進学しますからね。

ただ、他の地区から埼葛地区の公立高校を受験する子どももいますから・・・。
やっぱり、完全には信用できるかどうかわかりません。
ひとつの「目安」にはなりますが。

さて、それでは進路指導は、何を信用すればいいのでしょうか？

・・・それは、次回へ☆

↑写真は、実力テスト5教科と個票です。

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