◆◇◆『「もうイヤだ!」と思ったとき読む本』斎藤茂太(さいとう・しげた)著(あさ出版)より◆◇◆
大丈夫! そのピンチはチャンスに変えられます!
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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⑤ 前向きの「ふり」をすれば、ほんとうに前向きになれる
気分が明るくなると、顔つきも明るくなる。
顔の表情には、その人の心が表れるものだとよく言われる。
それでは気分が暗くなってきたら、その逆をいってみよう。
つまり、無理をしてでも明るい顔をすれば、心のほうも明るくなるのではないか。
アメリカの心理学者が、「嬉しいから笑うのではなく、笑うから嬉しいのだ。悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ」と言っている。
なるほど、笑い顔をつくっているうちに、ほんとうに腹の底から笑い声が出てくることもある。
逆に無理にでも流そうとしていると、だんだん悲しい気分になってくる。
「形から入る」という言葉があるが、まさに表情をつくることで感情を制御できるということがあるだろう。
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毎年、中3の夏期講習では、国語の時間に作文を書きます。
1日1本、3日間で合計3本ですね。
2011年の夏期講習では・・・。
「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいと思う」
上記の内容について書いていた子どもがいました。
若いのに、わかっていますね~♪
いつも楽しいことばかりだとよいのですが・・・。
そうはいきませんよね★
そんなときでも笑顔でいられたら・・・。
「あの人は、いつでも笑顔で前向きだなあ」
周囲からよい評価をもらえているかもしれません。
その評価をもらうと、余計によい部分が強化されます。
さらに、普段から笑顔の朗らかな人間になれるかもしれませんね。
「形から入る」のは大切です。
「形」が心まで動かしてしまうわけですね。
勉強について、子どもは・・・。
「できるわけない」「ムリ」「わかんない」
そう言っていることがあります。
多くの場合、立ち向かわないで・・・。
そこから逃げているようなことが多いです★
それを繰り返すと、どうなるでしょうか?
「形から入る」から考えると、本当に・・・。
「できるわけない」「ムリ」「わかんない」
そうなってしまいます。
繰り返しの自己暗示は強力ですよね★
そんなときは、「どうすればできるのか?」。
もしくは発展させて、「きっとできるぞ!」。
「形から入る」で、前向きに行動していきましょう☆
「やっぱり最初から自分が勝てるんじゃないかと思っていないと勝てないですよ。勝てないと思っていたら、絶対に勝てない」
(魔裟斗〔まさと〕 日本の元キックボクサー)
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