写真は、試合開始前のスモウアリーナです。
100821、スモウアリーナの「WWE RAW」に参戦しました。
JAPANツアー2daysの2日目です。
観客は11850人(超満員=主催者発表)。
観客の男女比は、「男:女=9:1」くらいだと思います。
この日のメインエベントは、タッグマッチです。
「ジョン・シナ&ヨシ・タツ VS シェーマス&クリス・ジェリコ」
ヨシ・タツという選手は、日本人です。
元は日本のプロレス団体、新日本プロレスの若手選手。
WWEで唯一の日本人選手をフィーチャーしたカードでした。
でも、ヨシ・タツは・・・。
体格、動き、試合運びなどなどで、他の3名に大きく劣ります★
体格も細く、100kgなさそうですね。
試合中は、相手につかまる(攻撃される)シーンが多かったですね。
ただし、会場はヨシ・タツがいることで、盛り上がりもありました。
「日本人、トップクラスに負けずに頑張れ~」のような空気ですね。
オリンピックなどで、急に「日本人頑張れ」と言うような感じ。
ナショナリズムに火を付けるのがうまいですね~。
私はなぜか、そういうものをあまり感じません。
オリンピックも、毎年ほとんど(まったく?)見ませんし。
だから、私が思っていたのは・・・。
「ヨシ・タツはいいから、ジョン・シナを出せよ~!」
ヨシ・タツが、ひとりでつかまっているシーンが多かったので★
せっかく、「スーパースター」が日本に来てくれたのです。
そのファイトを、少しでも多く観たいと思いました。
できれば、WWEトップランカー同士の攻防が観たいですね。
さあ、ジョン・シナは、ダウンした対戦相手を見下ろします。
手の振りを付けながら、対戦相手に「You can’t see me !」。
会場の観客も、同時に声をそろえて「You can’t see me !」。
そして、ロープの反動を使って、ファイブ・ナックルズ!
ここが、シビレるシーンですよ~♪
「単なるフィスト・ドロップじゃん」などと言ってはイケマセン★
最後は、大苦戦したヨシ・タツが、クリス・ジェリコにハイキック。
さらに、ジョン・シナのフィニッシュ・ホールドがジェリコに。
フィニッシュは、もちろん「アティチュード・アジャストメント」。
「単なるボディスラムじゃん」などと言ってはイケマセン★
やっぱり、スター選手が使うと・・・。
普通の技でも、より華やかに、より強力に見えるものです。
ジョン・シナとヨシ・タツ。
2人で協力して、逆転勝利という図式になりました。
ジョン・シナは、目一杯ヨシ・タツを立ててくれていましたね★
JAPANツアー2日目も、これでhappy endです。
それは、まるで映画のラストシーンのように・・・。
しっかり練られた、スポーツ・エンターテインメントを見せてもらいました☆