100304の新聞に「2010年度 埼玉県公立高等学校 後期募集入学志願確定者数」が掲載されました。
詳しくは、埼玉県教育委員会のHP↓をクリック(100302分)。
http://www.pref.saitama.lg.jp/A20/BQ00/22nyushi/22kouki_kakutei.pdf
後期入試の志願先変更前と志願先変更後・・・。
私は、もうそんなに変わらないと思っていました。
結果的には、部分的に変わっていますね★
全日制は14271人で、倍率は1.85倍です。
定時制は1081人で、倍率は0.72倍です。
全日制の倍率は、相変わらず高い感じがします。
全日制は、変更前から114人減りました。
逆に、定時制は変更前から95人増えました。
どうしても公立高校に進学したいという・・・。
学力下位の層が、定時制に移動したとも考えられます。
あと、前期入試のみで心が折れた中3生も、若干いそうです★
目に付いた、普通科の倍率を書いておきますね。
最初の倍率が、今年度後期入試の倍率です。
カッコ内の倍率が、今年度前期入試の倍率です。
そして、あるデータより、偏差値【SS】もつけてみましょう。
21年度の後期入試をもとにしていますよ。
あくまでも、“めやす”ですからね。
上尾 2.03(1.83)【SS 56.5】
浦和 2.75(2.27)【SS 69.9】
浦和第一女子 3.30(2.38)【SS 68.0】
浦和西 2.27(1.98)【SS 62.2】
浦和東 1.98(1.48)【SS 49.3】
大宮 2.91(2.01)【SS 68.4】(←理数科の方がSS高い)
春日部 2.86(2.06)【SS 65.9】
春日部女子 1.93(1.72)【SS 56.2】
春日部東 1.69(1.60)【SS 58.9】
久喜 1.34(1.40)【SS 50.2】
白岡 1.27(1.27)【SS 44.2】
杉戸 1.69(1.41)【SS 54.0】
不動岡 2.33(2.05)【SS 63.4】
宮代 1.38(1.03)【SS 41.9】
与野 2.18(1.98)【SS 55.5】(←理数とSS同じくらい)
市立浦和 3.40(2.73)【SS 65.5】
もちろん、もっとたくさん公立高校はあるのですが・・・。
白岡地区で候補に挙がりそうな高校を、ひとまず書きました。
旧大宮地区にも、公立高校はたくさんありますよね。
もちろん、白岡地区から電車やバスを使って通学が可能です。
ここで、前期の不合格者が後期も同じ高校を受けているか見てみましょう。
実際の詳しいことはわかりませんが・・・。
ここは単純に、受検者数から見ています。
中上位~最上位校は、基本的に後期の志願者が減っています。
後期は募集人数が少ないですから、より安全策が求められます。
公立志望者は、学力的に余裕のある高校を選ぶでしょう。
それでも、たとえば大宮高校はそれほど減っていません。
前期からの志願者は、どうしても大宮高校へ入学したいのだと思います。
市立浦和高校は、後期志願者が108人減ったのですが、それでも多い★
● 大宮高校
前期募集人数 240人 志願者確定数 482人 → 242人不合格
後期募集人数 78人 志願者確定数 227人 → 志願者微減
● 市立浦和高校
前期募集人数 180人 志願者確定数 492人 → 312人不合格
後期募集人数 60人 志願者確定数 204人 → 志願者減
● 不動岡高校
前期募集人数 240人 志願者確定数 491人 → 251人不合格
後期募集人数 78人 志願者確定数 182人 → 志願者減
そして、下位~中位校は、基本的に志願者が増えています。
● 宮代高校
前期募集人数 180人 志願者確定数 185人 → 5人不合格
後期募集人数 58人 志願者確定数 80人 → 志願者増
たとえば宮代高校は、5人から80人に増えてしまいました。
偏差値【SS】が、【SS 50】くらいの中3も入っているかも?
そうすると、本来の【SS 41.9】くらいの中3には厳しくなります。
「前期と後期、2回受ければ大丈夫。なぜなら前期の志願者数が、高校全体の募集人数以下だから」
そんなことも考えていましたが、そうでもないわけです★
ちなみに、アビット新白岡校の中3生は・・・。
前期で全員合格してしまいました♪(←全員公立第一志望)
よかった! おめでとうございます。
後期入試まで緊張感が続くのは、私は来年度までオアズケです。
後期学力検査は、本日(100304)に終了しました。
目の前に困難があっても、逃げないで乗り越えようとする。
だから、目の前の困難があればあるほど成長する。
後期入試まで一生懸命勉強を続けた中3生、お疲れさまでした☆