銚子・角巳之・三代目

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“地産”と“地消”①

2011年01月19日 | 日記・エッセイ・コラム

042 “安全”と“安心”....。一方は理化学的な根拠を伴う数字の世界である(安全)のに対し、もう一方は心の世界(安心)....。全く違う領域を指していながら、安全安心という四文字熟語のように使われる....。おかしいですよね.....。周囲でさんざん起こっていた議論であります。もはや話題に上ることすらなくなりましたが....。同様に“地産”と地消”....、地産地消というこれまた四文字熟語で語られますが....。元来へそ曲がりゆえ、やはりおかしいですよね......。我が銚子市の食料自給率は250%前後あるんだそうです。地元の人間として、それら食糧生産基地で働く意義を大いに感じているところでありますが、自分が食べている食事は銚子産100%なんだろうか?...と。真冬のある日、写真の二艘巻き網船で揚がったセグロイワシを軽く塩して天日干しで食べた....。こりゃ絶品だ....。でも5~6尾食べたらもう満足....。地元で採れた野菜、魚を新鮮なうちに食べられる。これは産地でなければ味わえない醍醐味。観光客のみなさんにもこれらを堪能して頂きたい。これは偽らざる事実。でも年間20万㌧以上の水揚を誇る銚子港ですよ....、すべて地消なんて有り得ない。その前に、困っていること....。“地産”が危うい、あるいはもうすでに再生産の輪が崩れているんですよ...。もっと言うと、野菜も魚も肉も....生産規模を維持出来なくなってます.....。続きは次回に。


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