銚子・角巳之・三代目

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太陽の恵み(絶品の天日干し)

2005年12月18日 | 銚子のうまいもの
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今年はサンマが豊漁でした。蒲鉾(ツミレですが)の原料にもしているし、連日大量に入ってくるものですから、修行の傍ら魚に慣れようと思い、天日干し、みりん干し、丸干し...等々を作って見ました。レシピ等はいずれ公開しますが、味の決め手はやはり“太陽の光”でしょう。想像してみて下さい。あの水平線から昇った太陽が時間と共に勢いを増し、最大のパワーを持った日中に、船から揚がったばかり(実際は揚がって即座に加工し、丸1日塩水に漬け込みますが)のサンマを包み込む姿を。旨み成分が凝縮され、焼かずにそのまま食べたくなるような照りが出てきて(写真です)....。自分で全部の過程を行ってみると、①あ~旨そう、②あ~旨かった、③もう一枚!こんな感じですね。サンマの天日干しはどこにでもある、ごく普通の食べ物ですが、やはりその過程を体感すると格別です。昨今言われているところの食育、地産地消などに通じるところがありますね。今年は魚屋さんから一般家庭まで街の至るところでサンマの天日干しを見ました。これもまた銚子の風景でしょう。