世界遺産と日本/世界の町並み w/IT

世界遺産と日本/世界の個性的な町並みをITを交えた筆致で紹介します。

コタキナバルにある3つのモスクはバスで回るには難しいですが、外観もみんな違って個性的です(マレーシア)

2023-12-10 08:00:00 | 世界の町並み
 前回はボルネオ島のジャングルの中にあるムルリゾートを紹介しました。周りには空港ぐらいしかないようなジャングルの中に忽然と現れるリゾートは不思議な存在でした。今回と次回は、そのムルリゾートに飛行機が飛んでいるマレーシア第2の都市のコタ・キナバルを紹介します。今回は、コタキナバルにある3代モスクを中心に、次回はその他のコタキナバルを紹介します。

 コタキナバルは、首都のクア・ラ・ルンプールから飛行機で2時間ほど、島の北側がマレーシア領になるボルネオ島の北東、南シナ海に面する都市です。ヴェトナムは、日本との時差が2時間ありますが、首都のクア・ラ・ルンプールがヴェトナムよりも西にあるマレーシアは1時間の時差です。いつも不思議に思ってましたが、ずーっと東のコタキナバルなどがあるために1時間になっているのではないかと思いました。

 首都のクア・ラ・ルンプールは地下鉄などが発達していて、旅行者には便利なのですが、コタキナバルはバスしかなく不便でした。これを救ってくれたのが配車アプリのGRABで、ベトナムに行く時に利用登録しようとして失敗しましたが、今回は完全にGRAB頼りでした。今回紹介の3か所のモスクは、州立モスクが市街の南に、市立モスクが北に、マレーシア大学のモスクはさらに北と分散していて、公共バスでは時間がかかりそうです。

 
 
 
 州立モスクは、博物館の南西にあって、博物館がある丘からドームとミナレットが遠望できます。博物館から直線距離ではさほどではないのですが、マレーシアは車社会なのか、交通システムが歩く人に対して考慮されてなく、目の前の場所にたどり着くのに一苦労します。こちらのモスクは白と金色を基調にしていて、気品を感じますが、巨大なモスクの中は外からうかがうことはできますが、残念ながら信者以外は立ち入ることはできません。

 
 
 
 一方、市立モスクは、入口で信者の着る礼服と帽子を貸し出してくれ、これを着用して入堂できます。こちらのモスクの外観は白、緑などで、周りを囲む池に写る姿もきれいですが、内部はもっときらびやかです。海峡では動物や植物などを模様にできませんから、いわゆる幾何学的なアラベスク模様とアラビア文字で壁が装飾されています。床にはメッカの方角を示しているのでしょうか、八角形の星マークが描かれています。

 
 
 
 三番目の大学モスクは広大なマレーシア大学コタキナバル校の構内に建っているモスクでピンクモスクの別名を持っています。その外観は明り取りの白い窓以外は、全くピンクそのもので緑の木立に映えます。こちらの受付は、どうも学生のようで、服装も露出の多いもの以外は問題なく、女性用のスカーフだけが貸してくれます。市立モスクと同様に、モスクの中は祈りのためrの空間があるだけで、体育館のような雰囲気です。仏像やキリスト像などの偶像類は当然に無く、柱さえありません。
 コタキナバルの市内の移動ではずいぶんとGRABにお世話になりました。スマホのアプリを起動して、どこから、どこまで、のでーたを入れると、近くにいる車を配車してくれます。前もって料金も表示され、支払いもクレジットカードで嘉納ですが、タクシーではないので、該当の車が来ても判別できないので、表示されるナンバープレートの番号が頼りです。車の位置もGPSを使って、どこまで来ているか分かるので、目的の車を見つけるのはさほど難しくありません。ただ、旅先で合った方は、エジプトで配車アプリを使ったけれど、ナンバープレートの文字がアラビア語で読めなくって困ったそうです。配車アプリではドライバと料金交渉は要りませんが、英語が通じないシーンも多く、翻訳アプリも欠かせません。また、シンガポールへの入国は電子申請しかなく、海外旅行ではスマホ必携になってしまったようです。


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