前回はタイの最北端に近いチェンマイの町を紹介しました。このチェンマイはタイで第2の都市で、タイ国内からだけでなく関空から直行便も飛んでいる国際都市です。タイの北部で国境を接しているラオスからも空路がありますが、今回と次回に分けてチェンマイへの空路はありませんがラオスの最南端のシーパンドンを紹介します。
シーパンドンはラオス野最南端で南側はカンボジアと国境を接しています。アクセスの拠点になるのは、北に160kmも離れたパークセーで、こちらにはラオスの国内便だけでなくベトナムのホーチミンやカンボジアのシェムリアップからの空路がありますが、国際空港と言ってもチェンマイ空港と比べるといかにも田舎の空港といった感じがします。シーパンドンにはパークセーの町からメコン川に沿って南下します。世界遺産のルアンパバーン、首都のビンチャンを流れれ来たメコン川がパークセーを通り、カンボジア国境との間に壮大な滝を形作っていますが、この滝については次回に紹介します。コロナの前は、パークセーから船中で2泊するクルーズ船が運行されていましたが、筆者は車による1泊2日のツアーで世界遺産のワットプーを組み合わせた現地ツアに乗っかりました。海のクルーズと違って揺れる心配がない川船に乗りたかったのですが、コロナによる観光客減少で無くなってしまいました。
クルーズ船には乗れませんでしたが、行程の都合で橋のかかっていないところでメコン川を横断することになり、カーフェリーに乗船しました。この船はカーフェリーと書きましたが、ワゴン車が2台やっと乗れるほどのちいさな渡し舟で、かなり危険な乗り物だったのでしょうが面白い経験でした。小さな船を2台並べて板を渡して、その上に人間や車を乗せ、操舵室は小屋組みをした一段高いところにありました。
川を渡った後は、行けども行けども田舎の一本道がシーパンドンまで続いています。途中に少数民族のクラス村があってts値よりをしました。高床式の住居の舌では、咲いた竹を加工して籠などが作られていました。また、観光客相手でしょうか、東南アジアなどでよく見かけるココヤシの実を和ってココナツジュースを売る光景も見られました。
田舎道を走った後に着いたシーパンドンは町の様子が一変します。一大観光地で、リゾートホテル風のホテルも多くたっています。筆者が宿泊したのは、メコン川の西岸に面したホテルで、雄大なメコン川がよく見える部屋でした。夕食で外出の時に三田夕焼けは、町並みの上に少しの茜空でした、日の出前の朝焼けはすごかった。空もメコン川の川面も真っ赤に染まった景色が部屋の窓から眺められるのは、すごい贅沢な気分でした。
朝焼けも夕焼けも、太陽の光が地表近くの長い距離を通ってくるときに、波長の長い赤い光が散乱を受けにくいために赤く見える現象です。雲があると湖の赤色を反映してさらに華やかな夕焼けや朝焼けになるのですが、シーパンドンの朝は快晴で雲一つありませんでした。しかし、雲の代わりにメコン川の川面が赤色を反映する役割を果たして豪華さを演出していました。この散乱を受けにくいという性質を利用して、遠くの山などの写真を撮るときに利用されたのが赤外線フィルムで、もちろん仕上がりはモノクロですが、遠くの景色がくっきりと撮れました。波長が長いということは散乱を受けにくい利点はあるのですが、小さなものを見分ける分解能においては、逆に波長が短いほど有利になります。電子顕微鏡やIC素子のパターン描写では光より波長の短い電子線が使われるのですが、朝焼けの写真を撮った撮像素子は電子線でパターン描写をして作られたものでしょうね。
シーパンドンはラオス野最南端で南側はカンボジアと国境を接しています。アクセスの拠点になるのは、北に160kmも離れたパークセーで、こちらにはラオスの国内便だけでなくベトナムのホーチミンやカンボジアのシェムリアップからの空路がありますが、国際空港と言ってもチェンマイ空港と比べるといかにも田舎の空港といった感じがします。シーパンドンにはパークセーの町からメコン川に沿って南下します。世界遺産のルアンパバーン、首都のビンチャンを流れれ来たメコン川がパークセーを通り、カンボジア国境との間に壮大な滝を形作っていますが、この滝については次回に紹介します。コロナの前は、パークセーから船中で2泊するクルーズ船が運行されていましたが、筆者は車による1泊2日のツアーで世界遺産のワットプーを組み合わせた現地ツアに乗っかりました。海のクルーズと違って揺れる心配がない川船に乗りたかったのですが、コロナによる観光客減少で無くなってしまいました。
クルーズ船には乗れませんでしたが、行程の都合で橋のかかっていないところでメコン川を横断することになり、カーフェリーに乗船しました。この船はカーフェリーと書きましたが、ワゴン車が2台やっと乗れるほどのちいさな渡し舟で、かなり危険な乗り物だったのでしょうが面白い経験でした。小さな船を2台並べて板を渡して、その上に人間や車を乗せ、操舵室は小屋組みをした一段高いところにありました。
川を渡った後は、行けども行けども田舎の一本道がシーパンドンまで続いています。途中に少数民族のクラス村があってts値よりをしました。高床式の住居の舌では、咲いた竹を加工して籠などが作られていました。また、観光客相手でしょうか、東南アジアなどでよく見かけるココヤシの実を和ってココナツジュースを売る光景も見られました。
田舎道を走った後に着いたシーパンドンは町の様子が一変します。一大観光地で、リゾートホテル風のホテルも多くたっています。筆者が宿泊したのは、メコン川の西岸に面したホテルで、雄大なメコン川がよく見える部屋でした。夕食で外出の時に三田夕焼けは、町並みの上に少しの茜空でした、日の出前の朝焼けはすごかった。空もメコン川の川面も真っ赤に染まった景色が部屋の窓から眺められるのは、すごい贅沢な気分でした。
朝焼けも夕焼けも、太陽の光が地表近くの長い距離を通ってくるときに、波長の長い赤い光が散乱を受けにくいために赤く見える現象です。雲があると湖の赤色を反映してさらに華やかな夕焼けや朝焼けになるのですが、シーパンドンの朝は快晴で雲一つありませんでした。しかし、雲の代わりにメコン川の川面が赤色を反映する役割を果たして豪華さを演出していました。この散乱を受けにくいという性質を利用して、遠くの山などの写真を撮るときに利用されたのが赤外線フィルムで、もちろん仕上がりはモノクロですが、遠くの景色がくっきりと撮れました。波長が長いということは散乱を受けにくい利点はあるのですが、小さなものを見分ける分解能においては、逆に波長が短いほど有利になります。電子顕微鏡やIC素子のパターン描写では光より波長の短い電子線が使われるのですが、朝焼けの写真を撮った撮像素子は電子線でパターン描写をして作られたものでしょうね。