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チェコの首都プラハからヴルタヴァ川をさかのぼると、ボヘミアの大地を通り抜け、チェスキークロムロフにたどり着きます。まるで時計が止まってしまったかのような、お城を中心とするこじんまりとした美しい町です。世界で最も美しい町の一つとの形容の仕方もあるようです。日本人のツアー客はプラハからウィーンなどへの移動の途中下車程度に寄っていくことが多いようですが、この町で一泊してのんびりすることがお勧めです。
美術ファンならば、エゴン・シーレの美術館があり、ビール好きの方には、お隣町のチェスケブデオビチェ産のビールが待っています。ちなみに、このチェスケブデオビチェはバドワイザーの商標のルーツで、チェスケブデオビチェの英語読みが何らかの理由でなまったものだそうです。
さらに、宿泊しないと見れないものが、お城のライトアップです。私たちの宿泊したホテルは元は修道院の寄宿舎だったようですが、あてがわれた部屋は2階(ヨーロッパでは日本の2階が1階なので日本流では3階)でエレベータは無く螺旋階段を上がった屋根裏部屋でした。屋根裏といっても通常のツインの部屋より広くて屋根裏までも高く快適でした。ただ部屋までの螺旋階段の登りがたいへんなのが難点といったところでした。
さて眠る頃になって、ふと窓の外に目をやると丘の上にライトアップされたお城が見えるではないですか。このホテルの数ある部屋の中でも、部屋にいながらお城のライトアップを見れるのは、屋根裏の2室だけだったようです。
チェキークロムロフを流れるヴルタヴァ川は、Uの字型に蛇行し、小さな流れでしたが清冽な感じがしました。下流のプラハでは流れは雄大でしたが、清冽さは失われていたようです。チェコは戦後に社会主義圏に組み入れられたため工業国というイメージは少ないのですが、中欧圏では最も工業化の進んだ国の一つと言われています。工業化と、自然環境の維持とはなかなか両立は難しいところがあるのでしょうがバランスのとれた発展をしてほしいものです。
美術ファンならば、エゴン・シーレの美術館があり、ビール好きの方には、お隣町のチェスケブデオビチェ産のビールが待っています。ちなみに、このチェスケブデオビチェはバドワイザーの商標のルーツで、チェスケブデオビチェの英語読みが何らかの理由でなまったものだそうです。
さらに、宿泊しないと見れないものが、お城のライトアップです。私たちの宿泊したホテルは元は修道院の寄宿舎だったようですが、あてがわれた部屋は2階(ヨーロッパでは日本の2階が1階なので日本流では3階)でエレベータは無く螺旋階段を上がった屋根裏部屋でした。屋根裏といっても通常のツインの部屋より広くて屋根裏までも高く快適でした。ただ部屋までの螺旋階段の登りがたいへんなのが難点といったところでした。
さて眠る頃になって、ふと窓の外に目をやると丘の上にライトアップされたお城が見えるではないですか。このホテルの数ある部屋の中でも、部屋にいながらお城のライトアップを見れるのは、屋根裏の2室だけだったようです。
チェキークロムロフを流れるヴルタヴァ川は、Uの字型に蛇行し、小さな流れでしたが清冽な感じがしました。下流のプラハでは流れは雄大でしたが、清冽さは失われていたようです。チェコは戦後に社会主義圏に組み入れられたため工業国というイメージは少ないのですが、中欧圏では最も工業化の進んだ国の一つと言われています。工業化と、自然環境の維持とはなかなか両立は難しいところがあるのでしょうがバランスのとれた発展をしてほしいものです。