シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

ラッコ、ウミイグアナ

2016-03-01 | 自然・環境とか

●ラッコの国内頭数激減のニュースには少し驚いた。

先週2月25日頃、30年余り続いたサンシャイン水族館のラッコの展示を終了するというニュースがTV等でも流れた。
そして、昨日(2月29日)、ラッコの展示が最終日をむかえた。都内で飼育されている最後の1頭となったロイズは、他の水族館に移されるという。

都内に限らず国内のラッコ飼育数は激減している。「平成6年には122頭いたが、同12年に国際自然保護連合が絶滅危惧種に指定し生息地からの輸入がストップ。水族館での繁殖も順調とはいえず、現在は13頭に減っている。」約9割減だ。

ニュースでは、厳しい自然環境で育っていないことで繁殖能力が落ちているとか、ラッコが“草食化”しているとか。でも、飼育の難しさは、どんな動物でもあると思う。

それよりも、野生での生息数が減少していることの方が深刻だ。毛皮を得るための乱獲や、原油の流出事故など(それ以外にもあるだろうけど)、そのニュースをもっと取り上げるべきではないかな~。


●ウミイグアナが日本にいた!?

土曜日(2月27日)の昼のTV番組で、伊豆・河津町にある体感型動物園『iZoo(イズー)』を取り上げていた。動物園といっても爬虫類館だ。
珍しいトカゲやカメなどがいるし、体感型ということで触れあえるのがイイ。

珍しい中には、何と!ウミイグアナもいた。公式Webによると、昨年の4月から展示を始めたようで、ガラパゴス諸島にのみ生息するウミイグアナの飼育は大変珍しく日本での展示はiZooが初めてとのこと。

ラッコでさえ厳しい状況なのに何でガラパゴスのイグアナはOKなんだ?と思ったので当時のニュースをひろってみると。

展示されているのは、雌雄のつがい2組、計4匹。体長30~35センチほどの子供。同園では近隣の漁港で水揚げしたノリなどを餌として与えている。ガラパゴスウミイグアナは現地からの輸出が禁じられているため、同園ではスイスのブリーダーを通じてEUの施設より繁殖個体を輸入したようだ。

ふ~ん、海外にはそういう施設があるんだ。iZooでも繁殖が上手くいくといいね。

 

コメント
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