シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

『六義園』ライトアップ

2016-03-31 | お出かけ

文京区の特別名勝『六義園(りくぎえん)』には、見事なしだれ桜がありライトアップもされていると噂には聞いていたが、昨年まで見に行く機会がなかった。そこで、3月29日(火)の仕事帰りに同僚と二人で行ってきた。

JR駒込駅で降り、六義園の近くまで行くと歩道に染井門の入口から列が延びていた(この門は、この時期にのみ開くようだ)。そこで、先にある正門に行ってみると若干の列で、こちらから入場した。入園料は300円。

(途中で気が付いたけど、今のカメラで夜景とか撮ったことが無い。撮り方も分からない。せめて画素数を上げようかと思ったけど、暗くて操作が確認できないので、結局そのまま撮ることにしたが、全体的に暗いので少し画質を調整した。)

いきなり大きなしだれ桜が目の前にドーン。ただ、人が多いのでポスターのように株元からの全景は無理で、枝垂れの下は人の頭と手とカメラ(スマホ)。


Webサイトによると、しだれ桜は、幅約17m、高さが13mあるという。
人を掻き分けてロープ間際まで進む。この樹は、根本から四方に枝が分かれて伸びており、そのため横幅のある樹形になっている。


枝は正門側(南東側)を中心に拡がっており、反対側(北西側)には伸びていない。


枝によっては、目線よりも下のものもある。そこを照らすようにライトも配されていた。


枝振りの良さに、長寿の樹と思われたが、この樹はまだ樹齢約50年以上という。管理が上手くいっているのかな~と。


池の周りに園路があり、このライトアップ期間だけかもしれないけど、時計回りの一方通行になっていた。園路を進むと「第2のしだれ桜」があった。


ほとんど枝垂れてないし、横幅もないけど高さのある立派な大木だった。
ただ、画のようにここのライトの色は、何故か3色くらい使われており、ありえない花色を映している。1色でいいのに・・・。


樹の下から見上げる枝先の花は、ちょっと密な星空にも見えるような感じでキレイだった(残念ながら、そのように撮れなかったので画はない)。

他に驚いたのは、この花木。ライトアップしているので、遠目には、あれもサクラなのか?と思ったが、花が大きい。地面に落ちた花弁を見るとコブシのそれだった。


高さもあり目を見張る樹だ。個人的には、これほど大きいコブシは見たことがないと思う。


他にも、所々でライトアップされていた。この辺りはマツ。(まさか、マツのライトアップがあるとは思わなかった。)


そして、中央の大泉水(池)に浮かぶ「中の島」のライトアップもお見事。都心とは思えない光景だった。

 

このライトアップ期間は、園路の一部が通行止めになっている所もあったし、そうでなくともコースの3分の2位しか歩いていないけど、幹の直径が1m位のクスノキ(?)や、他にも立派な樹が多く、また、趣きのある茶屋や橋もあり、機会があれば昼間にゆっくりと廻りたい所だった。さすが特別名勝。


六義園は元禄8年(1695年)、五代将軍、徳川綱吉より下屋敷として与えられた駒込の地の一隅に池を掘り、山を築き、7年の歳月をかけて「回遊式築山泉水庭園」を造り上げた。
明治時代に入り、岩崎弥太郎氏(三菱創設者)の所有となった当園は、昭和13年に東京市に寄付されて一般公開されることになり、昭和28年3月末に国の特別名勝に指定された。

 

コメント (9)
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