3月27日(土)、大宮公園と氷川神社に行ってきた。前日の夜、妻と話をし、駐車場を調べると数年前から公園駐車場は民間に委託していて24時間OK。公園の東駐車場は238台、西駐車場は40台。西の方が少ないけど諸々近いと判断し、西駐車場に午前8時までの到着を目標にした。
大宮公園は、明治6年の太政官布達を受け、明治18年に氷川公園の名称で誕生した、現在ある県営公園の中では最も長い歴史を持つ公園。その後、日本の公園の父と称される林学博士本多静六が立案した「氷川公園改良計画」に沿って、公園の整備が進められた。
日本さくら名所100選や日本の都市公園100選に選定されており、埼玉県で一番利用者の多い県営公園として親しまれている。
埼玉県に住み始めて30年以上になる。大宮公園は桜の名所とは知っていたけど、若い時は休みの早起きなんてありえないと思っていたし、混雑は何より苦手なので、大宮公園の桜を見に行くのは今回が初めてのことだ。大宮公園自体も12年ぶりくらい。
公園西駐車場に着いたのは午前8時に10分ほど前。駐車場の車は10台前後しかない。とめられなかったら東駐車場に行く、それでも混んでいたら帰ると思ったけど余裕だった。
西駐車場から「舟遊池」沿いに東側へ進み、桜のある自由広場に行く。
人出は少なく、桜(ソメイヨシノ)は満開。※桜は素晴らしく、別の日記にも記録した。
並木ではなく「自由広場」の中にソメイヨシノを中心に約1,200本の桜が植えられている。グルっと一回りする。
氷川神社の方からくると、↓ここが桜のスタートになる。
我々は逆にここから氷川神社に行く。途中の日本庭園は閉まっていて残念。参道を横から入る。まずは「松尾神社」。酒造の守り神として全国へ勧請された社だ。いつもお世話になっております。とご挨拶。
赤い欄干の橋から見る「神池」。池の中の社は「宗像神社」。
神池は2018年にTV「池の水ぜんぶ抜く・・・」で、かい掘りを実施したのを見た。
「楼門」に着いたのは画像の記録によると午前9時。コロナ禍で出かけているので良し悪しを言うのもなんだけど、人出が少ないのは嬉しい。
楼門をくぐると正面に「拝殿」。手前中央に「舞殿」。その近くに大きなクスノキ。
「拝殿」にも並ぶ列は無い。せっかくなので我々もお参り。
戻りに再び自由広場の東側から、「舟遊池」の東側を通る。池越しの桜はキレイに見える法則。
その後、「埼玉百年の森」を通ることにした。百年の森は、埼玉県の100歳を記念して造成されたようだ。
遊歩道沿いに様々な樹が見られる。このクスノキは胸高で周囲4mはありそう。立派な巨樹だ。
埼玉百年の森を抜けて、トイレ休憩できるかな?と思いながら「歴史と民族の博物館」を伺うと臨時休刊していたが3月23日から開館したようだ。博物館だし、構えが立派なので入りずらいが、一休みに立ち寄るには最適な場所だ。
大宮公園は、縄文時代や弥生時代の遺跡が発掘された場所のようで、博物館の敷地内には、当時の住居が復元されていた。
この後、弓道場を見て駐車場に戻る。約2時間の有意義な散歩だった。