シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

東照宮:神輿舎・銅燈籠・他

2019-04-23 | お出かけ

4月6日(土)の日光東照宮観光から(その4)
唐門の左側にある神輿舎、銅灯籠、御水舎のことや、名残惜しい建物、その他気になったことをとりあげ東照宮はこれまでに。

●神輿舎(しんよしゃ)【重文】
春秋渡御祭(5月18日、10月17日)に使われる、3基の神輿が納められている。


説明板によると、中央が徳川家康公、右側に豊臣秀吉公、左側は源頼朝公卿の御輿とある。何故、秀吉と頼朝が一緒なのか、後で調べてみると。


元々源頼朝卿が霊場として知られていたこの日光山を、鎌倉幕府・関東の鎮守社として定めたこと。秀吉公については天下統一を家康公が引き継いだということへの配慮があったのではないかと言われているようだ。
なお、秀吉に敵対した北条氏に日光山(輪王寺)が加担したことから、その後秀吉により日光山は徐々に衰退していった。それを天海大僧正が東照宮創建を機に復興させたことで“中興の祖”と呼ばれている。

内部の天井には「天女の絵」。天井絵は龍や鳳凰、植物等が多いイメージがあるので、天女は珍しいかもしれない。

 

名残惜しい、唐門、陽明門を背に階段を降り、鼓楼近くの銅燈籠を見る

   

 

●銅燈籠(廻転燈籠・釣燈籠・蓮燈籠)【重文】
陽明門の下で、参道をはさんで3基の青銅製洋風燈籠(燈架)があり、鐘楼側に蓮燈籠、鼓楼側に廻転燈籠・釣燈籠がある。当時オランダから家光公に献上されたもの。↓説明板と廻転燈籠。


廻転燈籠は、上部の葵紋が全て逆さまになっていることから「逆紋の廻り燈籠」と呼ばれている。(オランダ技術者のうっかりミスだという)

 


何気なく陽明門を見上げると、青空に白い筋が延びている。しかも正面唐破風から。印象的な光景だった。


飛行機雲の見送りを眺めた後、階段を降りようとふと石柵を見ると、逆立ちしている獅子の石像があった。石柵を足で支えているように思ったが、後で調べると「飛び越えの獅子」という名があった。(でも、石柵を支える役目もあるとのこと)


その辺りからの階段下の光景(行きに振り向いて撮ったので、まだ人が少ない)。
左手前は「上神庫」~参道を挟んで向こうに、三猿の彫刻がある「神厩舎」~「唐銅鳥居(二の鳥居)」~そして、一番右の煌びやかな建物は「御水舎(おみずや)」【重文】。

 

階段を下りて、鼓楼を見上げる(手前は釣燈籠)。


さらに進んで振り返る。「唐銅鳥居(二の鳥居)」越に、中央に陽明門、左に鼓楼、右に鐘楼。

 

表門(仁王門)からの参道・境内の光景(この画も朝来た時のもので、空いている)。参道に「石鳥居」~右側に「五重塔」。


階段を降りると、右手に「上新道」が延び、右手に「上新道」が延びており、『日光二荒山神社』へ続いている。(この日記も、二荒山神社へつづく)



〈五重塔オマケ〉
五重塔の免振機能が東京スカイツリーの制振システムにも応用されたということもあるのかもしれないが、参道から最初にくぐる「石鳥居」手前には↓こんな案内。

また、東照宮五重塔心柱特別公開期間で、拝観券と一緒に頂いた記念クリアファイルの両面も記録しておく。

   

 

〈日光山内記録〉※追記
東照宮:石鳥居・五重塔・表門・三神庫・神厩舎・鐘楼
東照宮:絢爛豪華『陽明門』
東照宮:唐門・眠り猫・奥宮
東照宮:神輿舎・銅燈籠・他
日光『二荒山神社』
必見!輪王寺『大猷院』

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする