シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

『シン・ゴジラ』4DX

2016-09-09 | 映画・TV・ヒーロー
ゴジラシリーズの29作品目になる『シン・ゴジラ』。ニュースでは、7月29日に公開して9月6日までの40日間で観客動員420万8608人を突破し、1984年に公開した『ゴジラ』以降の“平成ゴジラシリーズ(14作品)”において最高の観客動員数を記録したという。平成シリーズでは、1992年の第19作『ゴジラVSモスラ』が記録した420万人が最高だった。
幼少の頃から慣れ親しんだ(?)ゴジラが売れるのは喜ばしいことだ。
 
記録更新は私のおかげでもある。9月3日(土)に妻と2人で観てきた。
これまでのゴジラVS別の怪獣という対決モノから変わったせいか、何の事前情報によるのか分からないけど、珍しく妻が観てみたいと公開前から言っていた。
 
既に観たという会社の同僚Sが「4DXで観た方がイイですよ」と言う。「へ~、で、4DXって何?」・・・なるほどと、試しにそうしようと思った。
カチヤってみると、4DXで上映しているのは県内に5ヶ所ほど。上映時間とこちらの都合で近いシネマはタイミングが合わず、しかたがないのでちょっと遠いけど初めての『ユナイテッド・シネマわかば』に行くことに。
 
上映15分前位だったが、かろうじて席がとれた。ラッキー。
4DXは、モーション、エアー、ミスト、風、煙、フラッシュなど、なかなか忙しい。良し悪しは個人差があると思うが、私はアリだと思った。ただ、メガネをかけているのでミストは2回浴びてOFFにした。
 
映画自体は面白かった~。ただ、ゴジラのキャラクターが・・・、なので必ずしもゴジラである必要性が薄かったような気がする。
また、ヤシオリ作戦は成功したが、あの状態のゴジラは、その後どのような対処(処分?)がなされるのだろう・・・気になる。あと解らないのは、最後のゴジラの尻尾(に付いているモノ)の意味するところ・・・。
 
ちなみに、ある評論家の見方は、「東日本大震災や原発事故が発生し、人間の恐怖の対象として災害が改めて認識された。この映画は明らかに災害映画で、内閣がどのように対応し、自衛隊への命令がどう出されるかということは、自然災害への対応を元にしている」そうだ。
 

冒頭の記録の話に戻るが、“平成ゴジラシリーズ”という言葉をあえて使っているのは何故だろうと、昭和のゴジラシリーズの動員数を調べてみると、1954年の最初の『ゴジラ』は顧客動員数961万人。1962年に公開されたシリーズ第3作『キングコング対ゴジラ』では、当時の歴代邦画観客動員数第2位の記録となる1255万人を動員したらしい。こりゃ~比較になりにくいな~と納得。
 
調べたついでにいうと、昭和シリーズと平成シリーズは9年の間が空いた。それに対して『シン・ゴジラ』は前作から12年の間が空いている・・・こっちの方が長い。同じ平成シリーズで括るのはいかがなものか。『シン・ゴジラ』からは“平成ゴジラ第2シリーズ”の方がしっくりきそうだ。(この先のことは分からないけど)
 
コメント (4)
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