新潟の実家の近くには道の駅があり、そこで農産物の直売をしている。春は?・・・山菜!間違いない!田舎は山菜の宝庫なのだ。
春の恵みを愛でる人、食べるのが好きな人、とるのが好きな人、いろんな方がいるでしょうが、いずれにしても山菜は大人の好物だ!
ちょっと前にTVでやっていたけど、元々自然の中で生きていた人間、幼い頃は甘みと旨味と塩味しか分らず、苦味は危険な味(毒)に感じるので、子供は好きになれないそうだ。だから、ピーマンは嫌い。それが、年と経験を経て一部の苦味を美味いと感じることが出来るようになるのだという。実感!である。
実家でも直売所に協力(?)すべく、山へとりに行き、ビニール袋に入れて、母親の名前のシールを貼り、数種類の山菜を朝持っていったようだ。(GWに聞いた話。いつも・・・ではないかも。)
遅起きの私、「どれどれ…」と、午前11時頃に見に行った。すると・・・アレッ?全体的に見た目少ない。もっとあっていいはず。各ケースには数袋しかない(実家のは5袋しかなかった)。
後で、「ウチは何袋持って行ったの?」と聞いたところ、「20袋くらい?」と言う。
午前中にそれだけハケルってことは・・・この地域で、この時間で・・・一般の観光客ではないし、もちろん地元民ではない。すると、直売所の山菜を目的にしている業者?(店?仲介?)なのか・・・???
その2日後の5月4日は「山菜まつり」という催しがあった。いつもより山菜を揃えているはず…と、昼前に見に行ってみると、ウドしか残っていなかった。しかも、半分は山ウドではなく畑のウドだ。ん~ん~午後から追加されるのだろう。でないと、カッコがつかない。
まぁ、とにかくこの辺りの山菜はエライことになっていた。
今年は、雪が少なく、一気に気温が上がったせいか、フキノトウ、ゼンマイは既に大きくなり、私の好きなコゴミもシダ化。山菜も終わりかけとの事。
見かけたのは、山ウド、コシアブラ、ヒメタケ(ネマガリタケ)、木の芽(地元名?)、その他名前の分からない葉っぱ等だった。
蕎麦と山菜、日本酒と山菜・・・ごちそうさまでした。