昨夜は秋葉原でＩさん、Ｓさん、Ｎさんと楽しく美味しく飲ませていただいた。
その時の話。何年か前に、文京区にマンションを買ったと聞き、だったら少し離れても交通の便が良く、広くて安くて・・・と思うのだが、何でそこに？と。
曰く「例えば池袋や渋谷（その先も）は昔は田舎で、やっぱり東京15区に住みたかった」というような回答だった。そうなんだ？だから私が住んでいるところなど「そうとうの僻地だよ」と別の人が言う。えー私の実家ならともかく、今は…そりゃ埼玉だけど…。
それはともかく、東京15区って？気になったのでカチャカチャすると・・・
明治の初めのころ何とか法が施工され東京府は15区と6郡に分けられた。15区は麹町区、神田区、日本橋区、麻布区、牛込区、小石川区、本郷区（省略）等。その昔の「江戸」にあたるであろう皇居（江戸城）を中心にした、今の23区よりもかなり狭い地域だ。新宿も渋谷も区外のほとんどは農村地帯だった。
その後、都市化が進み、昭和の初旬に東京市は新たに周辺の町村を編入、これを20区に分け、それまでの15区と合わせ大東京市（東京35区）となる。んで、戦後しばらくして東京都ができ、35区は23区に整理統合された・・・大雑把な流れだな。
つまり、代々の江戸っ子からすれば、東京ってのは東京15区なのだろう。
以前、事務所を構えるのに「外堀の中と外ではステータスが違う」と聞いたことがある。それも似たような意味からでしょうね。私のような上京人にはうかがい知れないことがあるものです。
それにしても、飲みながらあれやこれや面白い話もありましたが、差し障りがあるといけませんので書けないのが残念なことです。
（さて、今日も所用ができたので、そろそろ行かないと・・・）
