草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

岸田首相の中途半端な物言いは日本を孤立させる!

2023年10月20日 | 安全保障
 どっちもどっちという言い方は止めた方はやめるべきだ。岸田首相はイスラエルとハマスの双方の自制を求めるようなことを口にしているが、国際社会は中途半端を認めないのである。
 今回の局面においては、日本は欧米の側に立つしかない。それこそ日本有事が迫っているわけだから、少しでも欧米との同盟関係を強化して、抑止力を高める必要があるからだ。梅棹忠夫が述べているように、ユーラシア大陸の東西に位置する日本と西欧は、民主主義を定着させることができた。そうした文明史的な観点からも共通項がある。
 もちろん、他国頼みであってはならないが、味方をつくることを怠ってはならない。中国、ロシア、イラン、北朝鮮などは今の世界の秩序に挑戦してきている。行き着く先は全世界の全体主義化だ。それに対抗するためには、日本は欧米と結束する以外にない。
 岸田首相の属する宏池会は、以前から外交姿勢はハト派であり、親中派の巣窟となつている。それが日本の舵取りを誤らせることになるのだ。米国が我が国へスタンド・オフ・ミサイルを前倒しして売却することになった。それは日本を同盟国とみているからである。そのことを絶えず念頭に置くべきなのである。
 岸田首相はマスコミをあまりにも気にし過ぎる。批判されることを恐れては、日本国民を守り抜くことはできない。日本の立場を明確にすることが、日本を救うことになるのである。
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