草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

岸田首相は改憲を第一に掲げて総選挙に臨むべきだ

2023年10月04日 | 政局
 岸田首相は解散総選挙に踏み切る公算が強まってきている。今しかそのチャンスがないからである。死に体になる前に勝負に出た方が負けが少なくて済むからだ。まずは22日投開票の衆議院4区と参議院徳島・高知選挙区の結果がどうなるかだが、2つのうち1つでも勝てば決断するのではないだろうか。
 今月下旬に解散ということになっても不思議ではない。いかに評判が悪いとはいえ、内閣支持率はほどほどに推移している。日本維新の会に勢いがあったとしても、全国の小選挙区に万遍なく候補者を擁立するのは難しい。表向きは公明党との足並みも揃った。自民党の保守派とかぶる日本保守党も、今の段階では海のものとも山のものとも分からない。
 総合経済対策も骨子がまともらない方が逆にいい。大盤振る舞いをするような言い方がまかり通るからである。総合経済対策の柱は「物価高対策」「持続的賃上げと地方の成長」「国内投資促進」「人口減少対策、社会変革推進」「国民の安全・安心」の5本の柱からなっている。業界団体も口をあけて待っており、選挙戦も有利に働くことは確実である。
 目玉ははガソリンや電気。ガス代への補助である。9月の終えるはずだった補助を打ち切らず、年末までは減額しながらも継続することを決めた。
 さらに、自民党は減税をほのめかしている。野党の政策をパクってしまうのである。実行力があることを訴えれば、それなりに国民は付いてくるのである。
 僕たちのような保守は、自民党の国会議員を選別してかからなくてはならない。小選挙区ではいくら自民党であっても、護憲や親中であれば、国民民主党の候補者がいいいに決まっている。日本維新の会であっても、保守色が強ければそちらでもいい。
 日本保守党の支持者であろうとも、百田氏が立憲民主党でもどこでもいいと煽っても、やはり小選挙区では自民党に投票する人が大半ではないだろうか。比例は絶対に公明党に投じては駄目である。比例の方は日本保守党や参政党もかなり善戦すると思うが、あくまでもブロック制の比例なわけで、参議院全国区のようなわけにはいかないだろう。
 僕などが自民党をどこまで応援するかは、憲法改正の意気込みいかんにかかっている。岸田首相がそれをどこまで決断できるかである。特定野党以外は改憲に賛成しており、後は岸田首相の胸先三寸なのである。
 
 
コメント
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