草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

中韓批判イコール「ヘイト」と決めつけるのは異常だ!

2018年01月05日 | 思想家

ネットの自由な言論に今規制がかかってきている。それが何を招来することになるかについて、私たちは真剣に考える必要があるだろう。とくに槍玉に挙がっているのは、特定の国家への批判であり、在日といわれる人たちを俎上に乗せることである。一言でも口にしたり、書いたりすれば、すぐに「ネトウヨ」とのレッテルを貼られ、アカウントが停止されるのである▼極端に一方に偏した言論統制は、民主主義の死に直結する。日本の歪んだ言論空間では、日本を貶めることが正義であるかのような風潮がある。だからこそ、無知蒙昧な「沖縄は中国の領土であった」と述べた、吉本の芸人村本大輔の暴論に対しても、マスコミはまったく批判しないのである。今の中共や韓国がまともな国家ではないことは、誰もが周知していることである。にもかかわらず、それらの国家をこきおろしただけで、ヘイト扱いされるのは異常である▼齋藤純一が『自由』のなかで「他者の自由を擁護する理由」について触れている。ハンナ・アレントの解釈などから導き出した思想であり、説得力がある。「自らとは異質な価値を追求する他者の自由を否定することは、私と他者との間にある創造的な緊張を弛緩させ、ひいては私自身が『他のように』ある可能性をも否定することにつながる」。限度を超えない限り、暴力を奨励しない限り、言論の自由は最大限保証されなくてはならないのである。


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