草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

トランプの新大統領就任でなおさら出番がなくなった蓮舫民進党!

2017年01月22日 | 政局

アメリカの新大統領にトランプが就任したことに対して、民進党代表の蓮舫は保護主義を危惧しているそうだが、だったらばTPPに賛成すればよかったのである。民主党政権の時代にTPP交渉への参加を決めたにもかかわらず、野党になると一転して反対に回ったのである▼今になって蓮舫が「自由貿易を守れ」というのだから、場当たりそのものではないだろうか。日本としてはTPPの意義を説き続けることで、アメリカが個別の交渉を呼びかけてきたときに、それがベースとなって有利に働くのである。信義を無視したのはアメリカであり、日本が約束を守ったことを正々堂々と主張すればいいのだ▼敵と味方を区別するのが政治であるとすれば、トランプがどう判断するかが大事なのである。まずトランプはイギリスのメイ首相と会談し、それに引き続いて安倍首相の訪米が日程にのぼってきている。着々と自らの足元を固めようとしているのである。安倍首相も臆せず持論を展開すればいいのである▼すでに日本の製造業は海外移転が進んでおり、中共とは立場が異なる。さらに安倍内閣になってからは、安全保障上の懸案を次々とクリアーしている。集団的自衛権の一部行使の容認がもし遅れていたならば、日本はアメリカから見放されたことだろう。日本がアメリカに全面的に依存する時代は終わった。交渉する上で優位に立つには、相手の意向を尊重しつつ、日本の思いを実現する以外にない。蓮舫のような政治家の出る幕は金輪際ないのである。

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今の朝鮮半島は日清戦争前夜と同じで危機的状況だ!

2017年01月22日 | 国際問題

朝鮮半島がきな臭い。このままでは韓国は北朝鮮に吸収され、その背後にいる中共の思いのままになるだろう。今の韓国は無政府状態である。トランプのアメリカが手を引けば、あっという間に北朝鮮に攻め込まれるだろう。地政学的に見て朝鮮半島は、日本列島に突き付けられた匕首である。だからこそ、日本は大陸国家の影響力に入ることへの抵抗があり、それが日清戦争や日露戦争の原因ともなったのである▼日本の存立に関わるのが朝鮮半島である。戦後の長きにわたって韓国が反共の防波堤になっていたからこそ、日本は援助を惜しまなかった。自由と民主主義の観点から手を差しのべてきたのである。現状はあまりにも深刻である。日清戦争以前の状況に類似している。日本がもっとも恐れるのは、朝鮮半島と台湾が中共の勢力圏に組み入れられることである。海洋国家日本は周囲を包囲されることになるからだ▼入江隆則はその点について『衰亡か再生か 岐路に立つ日本』において触れている。「朝鮮半島と台湾を失った『文明としての日本』は、周辺からじわじわと締め上げられて、やがて手足をもがれた羊のようになってしまうだろう」。もはや韓国に親日派は見あたらない。それでも諦めてはならない。日本にとって好ましいのは、朝鮮半島が大陸国家との緩衝地帯であることだ。同盟国であるアメリカと力を合わせることで、日本に何ができるかだ。安全保障上も放置するわけにはいかないのである。

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする