国恩に報いるための少年の死は会津なる雪の白さよ
高橋淡水の『壮絶非絶白虎隊』がこのほどアマゾンのキンドルにアップされました。明治42年に世に出た幻の名著で、会津戦争当時の関係者から取材して書かれており、幻の名著ともいわれています。笠井尚が解説文を書いているほか、間違いを訂正し、読みやすいように手を加えています。
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国恩に報いるための少年の死は会津なる雪の白さよ
高橋淡水の『壮絶非絶白虎隊』がこのほどアマゾンのキンドルにアップされました。明治42年に世に出た幻の名著で、会津戦争当時の関係者から取材して書かれており、幻の名著ともいわれています。笠井尚が解説文を書いているほか、間違いを訂正し、読みやすいように手を加えています。
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林房雄は日本が国家として復活する日を信じていた。戦後の日本について「日本雄藩説」を唱えた。関ヶ原の戦いに敗れてから、雄藩としての力を蓄え、結果的に明治維新の担い手となった薩長のことが念頭にあったのだろう。一定の期間を経過しなければ、日本を取り戻すことはできないからだ▼林は『大東亜戦争肯定論』において、仏教の言葉である「入山」と「出山」を紹介している。「人に道を説くためには、まず山に入って仏に問い、おのれ自身に問う時間と修業が必要である」との見方を示した。「内容空虚の人間が、いくら世界をとびまわっても、何の役にもたたぬ」と述べた▼センセーショナルな話題になったその本が世に出たのは昭和38年のことであった。あれから50年以上経過したのである。日本はようやく「出山」のときを迎えたのである。林は「日本の息子たちは『歴史の呼び声』を待っている。正確に勉強し、健康に成長しつつ、静かに待っている。息子たちは決して日本民族の歴史と父祖の理想と苦闘をうらぎらないであろう」とも書いていた▼20代、30代の若い世代は、新たなる価値観を手にしている。もはや進歩派の亡霊でしかない民進党や共産党の嘘を見抜いている。日本が国家として再生することを切望している。お花畑に与するのではなく、現実の国際情勢に関して敏感である。山から下りて再び日本は立ち上がろうとしているのである。
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