草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

「平和主義者が戦争を起こす」との小室直樹の指摘は正論だ!

2017年01月02日 | 政局

自民党でも駄目なのである。しかし、今は自民党しかない。このディレンマのなかで、私たち日本人は選択をする以外にないのである。近隣の中共や北朝鮮が核武装し、いつミサイルで日本を核攻撃してきても、もはや不思議ではない。日本の咽喉元に突き付けられた匕首である朝鮮半島は、近い将来に北朝鮮化し、現在以上に日本に牙を剥いてくるのは確実だ▼にもかかわらず、自民党は本腰を入れて、憲法9条の改正に取り組もうとしていない。期待されていた新たなる保守政党も、国民の支持を得られるまでに至っていない。祖国の危機を救うには「内なるパトリアを再建」しなくてはならないのに、遅々としてそれは進んでいない▼小室直樹が指摘した通りで「日本の第二次世界大戦後の実績は、たまたま客観情勢が、事ごとに有利に展開したおかげ」(『新戦争論 “平和主義者”が戦争を起こす』)なのである。それが綻び始めてきたのであり、日本は安閑としてはいられないのである。そこで小室が力説する「適応能力プラス予見能力」が求められるのだ。現実にマッチするだけではなく「国際社会に根差すなんらかの論理」を解明する必要がある。いくら日本が平和を口にしても、戦争は向こうからやってくるからだ。戦争を阻止するには、自主防衛力を強化し、それなりの覚悟が求められるのである。安倍首相の限界は明らかになってきた。いよいよ日本は正念場なのである。

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