草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

「日本人に死ねといっている」と憲法の改正を訴えた三島由紀夫!

2017年01月13日 | 思想家

三島由紀夫は予言者であった。自決する9か月前の昭和45年2月19日に「平和憲法は、偽善です。憲法は、日本人に死ねといっているんですよ」と語っていたからだ。昨夜のTBSの「Nスタ」で、英国の翻訳家のジョン・ベスターとの対談のテープが公表され、何を三島が考えていたかが明らかになった▼近年になって三島の言葉通りのことが起きてきている。核武装した中共は軍事的な覇権を求めて、虎視眈々と日本を狙っている。北朝鮮の核ミサイルも日本に向けられている。にもかかわらず、日本は憲法9条二項によって交戦権が否定されている。正当防衛権の範囲内でしか、自衛の措置を取ることができない。日本の防衛など不可能である。とくに、アメリカが東アジアから手を引こうとしており、日本は自力で侵略に対抗する以外にないのである。「日本人に死ねといっている」ような憲法に固執して、ウイグルやチベットのようになってよいのだろうか▼日本の危機を予測していたがゆえに、後に続く者たちを信じて、三島はあえて憲法改正を叫んで死んで見せたのである。その志を無視するようであれば、日本は滅亡するしかないだろう。三島が罵倒していた「曲学阿世の徒」でしかない憲法学者の意見よりも、現実に起きていることを直視すべきなのである。私たちは三島の死を無駄にしてはならない。祖国防衛の決意を固めることこそが抑止力にも結び付く。今こそ憲法改正なのである。

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コメント (1)
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