草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

橋下大阪市長は保守新党を結成し安倍首相とタッグを組むべきだ!

2015年08月29日 | 政局

国民が信用できる政党が自民党しかないというのは、野党に問題があるからだ。反対のための反対をするだけでは、昔の社会党と一緒である。とくに不幸であるのは、外交や安全保障政策で野党に建設的な対案がないことである。民主党や共産党と足並みを揃えて「戦争法案」と反対するにいたっては、国民に失望感を抱かせただけであった。そうなると当然のごとく、自民党が一強となる。現在の各種世論調査による政党支持率がそれを物語っている。そんななかで橋下徹大阪市長が率いる大阪維新の会が国政政党化を目指すという。維新の党が分裂することは必至となったわけだが、民主党が駄目になるのを見込んで泥船から抜け出し、選挙目当てで合流した勢力とは一線を画したいのだろう。橋下大阪市長は国政での影響力を確保するために、安倍首相を押し立てようとした過去がある。日本の政治的な枠組みを中央集権から地方分権に転換するためには、憲法改正もやむなしとの主張をしている。安倍自民党とタッグを組むために、あえて橋下大阪市長は離党したのではないかと思う。日本の政治のためにぜひやってもらいたいのは、まずは自民以外の保守政党として期待されている次世代の党との連携である。昨日、中山恭子参議院議員が党首となったことで、かろうじて政党の体をなしているが、ここで消滅させるのは日本の政治にとってあまりにも不幸である。大阪維新の会は保守政党としてのスタンスを取るべきであり、戦後レジームからの脱却を目指す安倍首相を支えるべきなのである。間違っても足を引っ張るようなことがあってはならない。

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