自民党の武藤貴也代議士への執拗なマスコミの攻撃は、まさしく嫌がらせでしかない。平和安全関連法案の成立を阻止したいがために、言葉狩りをしているのだ。昨日などはどこのテレビ局もトップで取り上げていた。「彼ら彼女らの主張は『だって戦争に行きたくないじゃん』という自己中心、極端な利己的考えに基づく」とツイートしたことに、一斉に噛みついたのである。しかし、一体どこに問題があるのだろう。国を守る気概が若者になければ、国家は滅びるしかない。戊辰戦争90周年にあたる昭和32年に、会津若松市は市長名で全国の著名人にアンケートを実施した。そこで白虎隊の死を讃えたのは俳人の高浜虚子であった。「私は嘗て会津には一度行ったことがあります。其節白虎隊の墓に参りました。由来我国民は国家の大事と見ると身を挺して難に赴く気風があります。白虎隊の墓前に立って襟を正さないものはありますまい。が、これからの指導者はよほど心して青年に対さなければなりますまい。併し、白虎隊の心事を悲しむことは誰も同じことでありましょう」。白虎隊が今もなお語り継がれているのは、公の為に身を投げ出したからであり、その純粋さにおいてなのである。シールズに加わって、共産党の指導を受けている若者たちは、仮に日本が中共などから侵略されても、抵抗するのではなく、命乞いをするのだろう。武藤代議士はまだ30代である。あえて批判を恐れず述べた一言は重い。三島由紀夫も「命よりも大切なものがある」と訴えて自刃したわけだから。
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