日本のマスコミの劣化が目に余る。共同通信などは安保法制関連法案に反対する高校生のデモなを大々的に報道している。主催者発表では5000人といわれるが、実際は300人しかいなかったようで、煽るのに必死だ。夏休みでシールズの動員が先細りになるので、これ幸いと飛びついたのだろう。それでも全国の新聞に配信されると、大きな影響力を持つのである。現在のアジアの若者のデモは、香港や台湾に代表されるように、全体主義国家中共に向けられたものである。唯一日本だけが自国の政権に難癖を付けている。今回の法案にしても、中共の軍事的な脅威に対抗して、集団的自衛権の一部行使を容認するといった内容であり、無制限に日本を戦争国家にするわけではない。にもかかわらず、日本の野党やマスコミは、一方的に「戦争法案」と決めつけて、中共の走狗と化している。シールズをことさら大きく見せようとするのは、まっとうな議論では自分たちに勝ち目がないのを知っているからだろう。しかし、そうしたマスコミに対して、日本のネット言論は情け容赦なく反撃に出ている。シールズが共産党やその関係する組合の車を借りていることや、中心になっているのが共産党の民主青年同盟であるのを暴露し、主だったメンバーのツイッターでの主張に反論を加えている。マスコミのバックアップを受けたシールズは、あまりにも幼稚である。自分たちの後ろには多くの若者が付いてくると勘違いしている。マスコミがつくりだしたブームは仮想でしかなく、それに彼らは踊らされているだけなのである。「感じ悪いよね」で世の中は変らないのだから。
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