goo blog サービス終了のお知らせ 

草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

チャーミングではないドジョウ首相は指導者失格だ!

2011年10月03日 | 政局

 今の政治家の魅力がないのは、言葉を大事にしないからであり、大義がないからではないか。野田佳彦首相のように、役人の言いなりになってまで、政治家であろうとするのは、あまりにも卑しくはないか。恥というのものを感じないのだから、付き合いきれない種族なのである。「聖書にこれあり。赦さるる事の少き者は、その愛する事もまた少し。間違いをした事がないといふ自信を持っていゐる奴に限って薄情だといふ事さ。罪多き者は、その愛深し」(『春の枯葉』)と太宰治は書いているが、木で鼻をくくったような話しかできない連中には、太宰の思いは理解できないに違いない。神の前に頭を垂れて、赦しを請うのが人間なのであり、弱さをさらけ出せるからこそ、他人に優しくできるのである。かつて映画監督の大島渚が、梶山清六の渋みを絶賛していたのが思い出されてならない。和服でも着せれば、役者として通用する貫禄があったからだ。一見悪役に徹しているかのようであっても、恥ずかしそうに、苦笑いをする瞬間があった。野田内閣の閣僚には、そうしたスターは見当たらない。ドジョウと居直られては話にならないが、国民に希望と目標を与えてくれるかどうかは、リーダーの資質にかかっており、やっぱり政治家はチャーミングでなければ。

  人気ブログランキングへ

                ←政治家はチャーミングでなければと思う方はクイックを

  にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
  にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

官僚の作文を棒読みする野田首相に政治主導は無理!

2011年10月03日 | 政局

 野田佳彦ごときが総理大臣では、世も末だと警告してきたが、その実像がようやく国民にも明らかになりつつある。菅内閣で財務大臣に就任していたときから、官僚の作文を棒読みしていたのだという。だからこそ、顔色一つ変えることなく、自信あり気に答弁していたのだろう。フジテレビの「新報道2001」で、片山善博前総務大臣がその裏話を暴露していた。しかし、マスコミは官僚依存の今の政治について、歯が浮くようなお世辞を並べ立てている。讀賣新聞にいたっては、「野党や官僚に低姿勢で向き合い、党内融和を旨に安全運転に徹している」とベタ褒めである。そうした見方は、裏を返せば、政治家が決断できないということではないか。放射性物質の除染についても、最初は年間5ミリシーベルトの地域を対象とすると発表したと思ったらば、何日もしないうちに、それ以下の地域の除染を、国がバックアップすることになった。埼玉県朝霞市に国家公務員住宅を建設することに関しても、方針が定まらず、右往左往している。官僚にお伺いを立てないと前に進めない政治では、完全に民主党のマニフェスト違反である。官僚を叩くことで、政権を手にした民主党が、今になったら逆に顎で指図されているようでは、政権の座にとどまるべきではない。能力がないのが明らかになったわけだから、憲政の常道に従って、解散総選挙に踏み切るのが筋ではないか。

  人気ブログランキングへ  

               ←野田首相では政治主導は無理だと思う方はクイックを

  にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
  にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする