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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

正論派として野党自民党は民主党政権を徹底追及せよ!

2011年10月02日 | 思想家

 民主党政権がダメだから、自民党に頑張ってもらうしかないのだが、それにしては、野党としての責めが甘くはないか。一人気を吐いているのは、参議院の森まさこ議員くらいである。原発事故でも犯罪的なことをしでかしたのに、それを追及しなくて、どうして野党といえるだろう。自民党は先見与党としての時代が長かったために、正論を振りかざしことに慣れていないのではないか。京極純一が『日本の政治』のなかで、正論派について書いているが、自民党はそれを頭に叩きこむべきだろう。というのは、やるべきことを怠っているからだ。京極は「正論派は、自己説明と勢力拡大のための手段として、勢力結集の目的を宣言し、第三者に説明する文書を作成、公表、配布する」と述べるとともに、「決起大会、街頭行進、記者会見などによって正論派の運動事態がマス・メディアの取材対象」ということを、わざわざ言及している。そして、少数派である場合には「怒りの糾弾」に傾きやすいが、正論派が優勢なときには、「愛の説得」と「友情の説得」を試みるのである。自民党は国会では多数派ではない。国民に向かって、民主党政権の誤りを追及するのが仕事である。そこでエキサイトしても、ある程度は許されるのである。政治的な争いは言葉と心理の戦いであり、それに全力投球をしなければ、いつになっても、政権の奪還は難しい。

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どうして復興庁の本部を最前線の福島市などに置かないのか!

2011年10月02日 | 災害

 喜ばせておいてから、冷水を浴びせる。そこまで徹底して人が悪いのが、今の民主党政権である。野田佳彦に首相が代わって、なおさら非人情なことが目に付く。野田首相は去る9月27日の衆議院予算委員会では、復興庁の本部は現地に置くと明言していた。にもかかわらず、いつのまにやら、それも後退してしまった。平野達男復興大臣が昨日になって、「本部は東京に置く」と語ったからだ。被災地を馬鹿にするにもほどがある。平野大臣にしても、国会が開催していないときや、時間はあるときは、できるだけ福島市あたりに常駐すべきだが、そんな気はさらさらないようだ。中央官庁が集中する東京が中心になるというのを口実にしているが、現地に権限がないのでは、機敏な対応などできるわけがない。口先では「復興は地域主体でやり、強力に後押しするから」と言っても、最前線に指揮官がいないのでは、士気にかかわる重大問題である。福島県などについても、どうせ出先しか考えていないのだろう。長期に滞在すれば、危険だということを周知しているはずだから、民主党政権の大臣も役人も、本当のことを言えば、自分たちが被曝したくないのである。だったらば、福島市や郡山市の子供たちを放置しておくのではなく、一日も早く集団疎開させるべきではないか。

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