草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ラディカルな刃を今の日本に突きつける新たな保守派の登場!

2011年10月04日 | 思想家

 戦後の日本は、あまりにもサヨクに媚びてきた。政権を担当してきた自民党にしても、党の綱領には憲法改正を書いておきながら、その努力を怠ってきた。政策的にも社会民主主義の色彩が強かった。道義国家の実現ということよりも、経済成長のみを優先させて、安全保障に関しては、憲法9条を守ろうとする勢力と妥協を重ねてきた。今の民主党政権は、そうした自民党政権の立場を踏襲しているだけである。ネットを通じて、新たな保守派が登場したのだから、従来の保守派を乗り越えようとするのは、当然の成り行きである。小林よしのりあたりが、社会的な落伍者と決め付けているが、失う者がない者たちであれば、かえってエネルギーを秘めているのではないか。勝ち組を自任する小林には、そこまで理解する能力はないのだろう。日本のサヨクがダメなのは、虚無に面したことがないからであり、そこを突き抜けるエネルギーがなかったからだ。大江健三郎は、本人が意図したかどうかは別にして、『セブンティーン』において、左右を超えた、怒れるテロリスト少年の内部世界を赤裸々に描いた。小林のように勝ち誇ったような言い方をして、それですむと思ったら間違いである。新たな保守派は、もっとラディカルな刃を、今の日本に突きつけているのだから。

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総理になれば司直の手が及ばないので鳩山に続き菅もセーフ

2011年10月04日 | 政局

 東京地検特捜部は、菅直人前首相への在日韓国人からの政治献金問題を3日までに不起訴処分にしたが、たまたま総理大臣の座にいたから裁かれなかっただけではないか。菅前首相が在日韓国人から政治献金を受けていたというのは、日本という国家が、主権を維持することがどれだけ難しいかを、私たち国民に教えてくれた。外国勢力に政治が動かされないように、歯止めとしての法律があるにもかかわらず、それが順守されないのだから、由々しき事態ではなかろうか。菅首相は白を切っているが、それを信じる国民は、一人もいない。鳩山由紀夫元首相の場合も、平成の脱税王といわれながら、司直の手が及ぶことはなかった。民主党政権は、二代にわたって、総理大臣だというので、お目こぼしを受けたのである。それと比べると、小沢一郎は貧乏くじを引いたものである。政権交代の功労者でありながら、使い捨てされたようなものであり、無罪になると予想していた秘書三人も、有罪になったからだ。見通しが狂って、地団駄を踏んでいるのではなかろうか。今の野田佳彦首相にしても、暴力団のフロント企業から政治献金をもらっていたことが判明している。鳩山、菅、小沢と同じ穴の狢なのである。そして、小沢のようにはならず、鳩山、菅と同様に、揉み消しをして、事なきを得るに違いないが、そんな政治家が日本のリーダーでは、日本が良くなるわけがない。

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