世の光の時間です。お元気でしょうか? 羽鳥 明です。
今日の世の光はまずお便りの紹介からです。埼玉県川越市のグループホームの福音の園川越のホーム長・杉沢様が、多くの人の最後を看取られる中で強く感じておられることを記してくださいました。
人は、楽に死にたい、人に迷惑をかけずに死にたい、ぽっくり死にたい、との思いを持つ。この思いの背後に死にざまの善し悪しのランクづけをしている我々がいる。苦しむ死はよくない。ああはなりたくない。安らかな死こそ良い死だと。・・・決してそうではない。一人の尊い人間が生涯の戦いを終えて世を去ろうとしている。死にざまがどうであれ、その人としての価値が変わることはないのだ。
厳しい死の現実に、常にお一人お一人を大切にケアしておられる御様子に感服いたします。
さて、今日は宗教改革記念日です。往生際はどうであれ、究極の死、勝利の死について考えてみましょう。黙示録12章11節をお読みします。
「兄弟たちは、小羊の血と、自分たちのあかしのことばのゆえに彼に打ち勝った。彼らは死に至るまでもいのちを惜しまなかった。」
御子の十字架の血潮なしに勝利はないのですね。勝利者となる第二は、あかしのことばによるのです。そして第三の秘訣は、死に至るまでいのちを惜しまぬ信仰です。
聖書は申します。 「キリストがすべての人のために死なれたのは、生きている人々が、もはや自分のためにではなく、自分のために死んでよみがえった方のために生きるためなのです。」 コリント人への手紙第二 5章の15節のことばです。
私は今朝も、私の幸いはあなたの他にはありませんと告白していのちがけでありたいと、主に倣うものとして思っております。
聖書のことば
「兄弟たちは、小羊の血と、自分たちのあかしのことばのゆえに彼に打ち勝った。」 新約聖書 黙示録12章11節のことばです。
それではまた聞いてください。
(PBA制作「世の光」2007.10.31放送でのお話しより)
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