世の光の時間です。お元気でしょうか。羽鳥 明です。さ、今日は皆様からお寄せいただく「心に残る聖書のことば」の御紹介です。東京都杉並区にお住まいの西川さんは新約聖書ヨハネの福音書1章1節から5節までのことばをお送りくださいました。少し長いですがお読みしてみましょう。
「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。この方は、初めに神とともにおられた。すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもない。この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。」
「初めに、ことばがあった。」 この「ことば」とはギリシャ語のロゴスである。しかし単なる口のことば・文章としてのことばではなく、神そのものを指している。創造的・支配的・支持的に神の力があると今日知らされ、大変嬉しく自身がつきました。主は宇宙の創造者・創造主・救い主です。単に四福音書の解説のみでなく、モーセの五書の説明もよく分り感謝でした。
・・・西川さんは藤沢の教会でもたれたPBAみことばホットの集いに参加されてこのお便りをくださったのですねえ。マタイの福音書がユダヤ人向けにメシヤとしてのイエスを、マルコの福音書が神のしもべとしてのイエスを、ルカの福音書が人間としてのイエスを中心的に述べようとしているのに対して、ヨハネの福音書はイエス・キリストこそ神であり救い主だということを鮮明にしています。ヨハネはこの書の終わりに近い所でこう言っています。「これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであることを、あなたがたが信じるため、また、あなたがたが信じて、イエスの御名によっていのちを得るためである。」(ヨハネの福音書20章31節)とあります。
西川さんの心に残る聖書のことば。
「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。」ヨハネの福音書1章1節のことばです。
それではまた聞いてください。
( PBA制作「世の光」06.04.29放送のお話しより)
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