世の光の時間です。お元気でしょうか? 羽鳥 明です。
今は亡き尊敬する先輩、安藤仲一先生は素晴らしい説教者、良き牧会者であったばかりではなく、書家でもあり、心優しい歌人でもありました。私の好きな彼の歌を一つ紹介しましょう。
華やかなカトレアに添えジャスミンの白き十字の花香るらし
真っ赤なカトレアの華やかさに対照的な白い小さな十字の花、ある人から届けられた花束、そして小さいものであってもキリストの香りを周りに放つ存在でありたいとの願いを込めた花束を受けとめられた先生の優しさ。この歌から寄り添う心を感じました。
「しかし私にとっては、神の近くにいることが、しあわせなのです。私は、神なる主を私の避け所とし、あなたのすべてのみわざを語り告げましょう。」 旧約聖書詩篇73篇の28節のことばです。「神の近くにいることが、しあわせ」 主に寄り添う心。主が寄り添っていてくださる幸せ。幼い子はいつも母親がそばにおると安心しますが、目覚めて母親がいないと大声で泣いて探します。イエス・キリストを信じて神の子とされた者は罪赦されて神に受け入れられているので神に寄り添う心を持っています。
第一に、御子イエス・キリストの血はすべての罪から私たちをきよめます(ヨハネの手紙第一 1章7節参照)。
第二に、ゆったりと慌てない心です。現代人の心はいつも何が起こるか分からないとの思いに支配されています。「これを信じる者は、あわてることがない。」 イザヤ書 28章16節
なぜなら神様が私たちをこの上もなく愛していてくださるお父様ですから。
第三は、恵みに囲まれた心です。「悪者には心の痛みが多い。しかし、主に信頼する者には、恵みが、その人を取り囲む。」(詩篇 32篇10節)
聖書のことば
「民よ。どんなときにも、神に信頼せよ。あなたがたの心を神の御前に注ぎ出せ。神は、われらの避け所である。」
旧約聖書 詩篇 62篇8節のことばです。
それではまた聞いてください。
(PBA制作「世の光」2007.10.24放送でのお話しより)
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