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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■心にともった光

2007年10月05日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気ですか? 安海靖郎(あつみ・やすお)です。

 今日は珍しい人を御紹介します。イラン人のキリスト教牧師。ま、それだけでも珍しいのですが、何と日本で日本語で聖書を教えているイラン人なんです。イラン生まれのイラン育ちのアリ・レジャイアンさんという方です。現在、神奈川県の小田原市で日本人の教会の牧師をしているんです。

 私は先日、直接このアリさんのお話しを伺う機会がありました。アリさんは小さい時から大変苦労をして育ちました。生まれて半年後にお父さんが亡くなり、お母さんは何度も再婚していく。ま、そんな中で10歳で家を出て、いわゆるストリートチルドレンになり、橋の下で寝る、そんな生活をしていました。ま、そんな中から親戚の人の助けで高校に入っていく。そしてやがてイラン・イラク戦争が始まり、長く続きました。国も人の心も疲れ切り、荒んでいきました。ま、そんな中でアリさんはもう生きることに疲れてしまった。自分なんていなくてもいいんだとまで思い、もう死を決意することもあったそうです。

 やがて兵隊さんとなって戦場に行きました。そこで一人のアルメニア人の兵士と出会い、そこで彼の人生は変わるのです。

 この人は何もかも不足して人の物をとって食べるのが当たり前というような状況の中で、自分の食べ物を人に分けてあげる、自分の持っている物を人に分けてやる。アリさんはこのアルメニア人の兵士に聞いたそうです。「どうしてあなたはそんなことできるの?」 そうしたら彼はこう言ったそうです。「それは私の内にいるイエス様のおかげだよ」と。

 アリさんはそれから聖書を読み始めました。イエス・キリストを知りました。ま、イスラム教の人でもイエス・キリストは偉大な預言者と知っています。アリさんは、イエス・キリストは汚れた自分を赦し、きよめ、赦してくださる救い主だと分かりました。

 やがてあこがれの日本に来て牧師になる教育を受け、今、流暢な日本語でイエス様の救いと神の愛を伝えているのです。アリさんは、イエス様は今も生きて働いておられるまことの救い主であるという真理を体験した訳です。

 あなたもぜひ体験してみてください。

  (PBA制作「世の光」2007.10.05放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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この文字版「世の光」ブログは URL名として
 http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

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