世の光の時間です。 いかがお過ごしですか? 原田憲夫です。
あなたは権威ということばを聞いてどんなことを思い浮かべますか? 聖書はイエス・キリストのことをこんなふうに紹介しています。
「それから、一行はカペナウムにはいった。そしてすぐに、イエスは安息日に会堂にはいって教えられた。人々は、その教えに驚いた。それはイエスが、律法学者たちのようにではなく、権威ある者のように教えられたからである。」 マルコの福音書 1章21節、22節
律法学者というのは、当時の人々が立派な社会生活や宗教生活を送るために必要な教えを説いた人々です。 特に先祖からの言い伝えや慣習を教え、社会的に権威のある指導者でした。 それに対し、キリストは律法学者の社会的権威と違っていた、というんです。 会堂で語るキリストのことばからは、まるで神ご自身が語っておられる、と感じたのです。 社会的権威ではなく神の権威を感じたのです。
実際この時、会堂に一人の人がいました。 この人は「汚(けが)れた霊 --悪霊-- につかれていた」とあるんですが、大声をあげました。 「ナザレの人イエス。 あなたは神の聖者だ、と知っているが、一体何をしに来たのか。」 その時キリストはこう一喝しました。 「黙れ、汚れた霊よ出て行け! 」 すると汚れた霊はその人をひきつけさせ、大声をあげて出ていったのです。
人々は驚きました。 キリストのことばの中に神の力と威厳が満ちていたからです。 キリストはこの会堂にいた一人の男の自由を奪っていた力を打ち砕き、悪霊を追い出したのです。 これこそこの男の人にとって大きな救いとなりました。
このキリストの権威への驚きは、神への信仰の入り口なのです。 キリストはあなたにも言われます。 「黙れ。 自由を奪う力よ、出て行け!」 あなたがこのキリストのことばを心の中に受け入れるなら、あなたを苦しめていた悪しき力から解放されるでしょう。 そしてあなた本来の輝きを取り戻すのです。
聖書のことば
「キリストは、自由を得させるために、私たちを解放してくださいました。」 ガラテヤ人への手紙 5章1節
( PBA制作「世の光」2008.11.29放送でのお話しより )
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